漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

「夏のために」 10月26日 3年 安藤

2015-10-26 15:44:59 | 日記
今期副将を勤めます3年の安藤大智です。1年間よろしくお願い致します。

東日本新人選手権にて、立教大学は3種目で優勝を果たしました。どんな大会であれ、優勝をする、勝ちきるということは素晴らしいことだと思います。おめでとう。

全日本が終わってからの1ヶ月間、3年生は練習の合間に1、2年生のコーチをやってきました。0からスタートした1年生のフォアを教える難しさ面白さを感じながら、同時に危機感を覚えています。立教全体として、艇と身体が繋がるタイミングが遅い、出力が足りない、そもそも身体が細い… 総じてDPS(1本で進む長さ)が日本トップクラスの新人選手に比べて明らかに短い。大きな差を感じました。

さてシーズンを終えこれから冬が始まります。長くて寒くて先が見えなくなりそうな辛い冬です。だからこそ、冬が勝負なのです。3月の段階でどれだけの体力があるか、どれだけの身体が作れたかでシーズンの結果はほとんど決まってしまう。ボートには1発逆転は絶対にない。ここだけは忘れないでトレーニングを積んでいかなければいけません。

僕自身、この冬は日本代表に挑戦します。最後のわがままです。日本代表になって一緒に漕ぎたい人がいるのですが、今はとにかく自分の力がどこまで通用するのか楽しみです。目一杯やってみます。もちろん後輩が強くなるために、出来ることは何でもしようと思っています。いつでも言ってね!


全ては夏のために。
それぞれが出来ることを目一杯やって…
チーム全員で冬を乗り越えます。