Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

huge headache...

2006-03-12 13:38:08 | 日常
アタマいた~い。薬も効かず。こんな頭痛はひさしぶりダ。
土曜の夜、帰宅後カーペットの上で寝転がったかと思うと、そのまま朝5時まで爆睡。日曜の早朝に昨日帰ってきたままの格好で床の上で目覚めるという。。。もー。我ながらビックリ(あきれる)。

金曜、ボストン出張から戻った同僚からおもしろいリサーチプロジェクトが1つ。これ、話進むといいなぁ。

土曜日は軽めのコートも脱ぎたくなるようなあったかい1日。ごほうびのような1日。
北白川→出町柳へ。北白川って、カフェ多いね。いつかまとめて紹介したい。出町柳のきりん館という児童書専門の本屋さんへ立ち寄って、『さかなはさかな』を購入。レオ=レオーニは「スイミー」ぐらいしか知らなかったんだけど、アメリカの小学校で教育実習していた頃、数々の彼の名作絵本に出会いました。これ、向こうの子ども達に読んだ思い出の1冊。

(以下、絵本の感想。)

ストーリーは、水中から出たことのないさかなが、カエルから外の世界の話をきく。「にんげんっていうのがいてね、服を着てるんだ」「とりっていう生き物がね」「めうしっていう動物が」etc…ところが、さかなが想像するのはさかなの格好をしたにんげん、さかなから羽がはえたとり、さかなから4本足がでためうし。ぜんぶ自分の世界観が基準になってしまう。

話の飛躍に聞こえるかもしれないけど、これは英語を教えていた時にすごく感じていたこと。
発音をカタカナで書きたがる生徒達、一語一語を確実に日本語に訳そうとする生徒達、日本語にない時制の概念を説明すると分からなくなってしまう生徒達、etc. 自分の「日本語」っていう世界を基準に英語を捉えようとしてしまう。だからつまづく。日本語文法で持っている知識がすべてスライドできればいいんだけど、そうでない場合も多々あるので、まったく違うものは「違うんだ」と割り切ればいいのにそうしないからつまづく。

絵本は、「さかなはさかなでいいんだよ」と無理に外の世界を知ることなしに、水中の自分の世界のありがたみに感謝して終わる。
あれ?でもそうすると、「日本人は日本人でいいんだよ、英語は使わないんだから」となってしまうのか。
そりゃ困るなぁ。

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その他、『ひとまねこざる』を購入。子どもの頃、大好きだった絵本。
ページをめくるたびに、「うわぁ!」って本屋さんで興奮(あんなふうにね、ゾウのね、耳を毛布にして寝てみたいと思ってたんだよ。あんなふうに窓ふきをしたり、ペンキを塗ったり、足をケガしてギブスをはめてみたいって思ってたんだよ!笑)。

さて、この頭痛。
どうしよう。この冬、一度も風邪ひいてないんだよね。頭痛ぐらいで動揺。
天気いきなり下り坂。でもこれから烏丸へ出かけます。
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いわいさんちみたいなのがいい

2006-03-07 23:43:28 | 日常
最近かばんの中に入れていた本に「いわいさんちへようこそ!」というのがある。
かばんから物をとるたびに、その本の存在に気づいてなんとなーく心があったかくなるような思いをしてた。本の中にはアーティストの岩井俊雄さんが自分の娘ロカちゃんのために作ったおもちゃのエピソードが並ぶ。この本いい!いやホントに。メディアアーティストなのに、手作りのアナログな「おもちゃ」の数々。ヒット作は何度も何度もロカちゃんに遊ばれる。子どもの反応見てどんどん改良・発展していくおもちゃっていいな。それを作る岩井さんが素敵だった。

「いわいさんち」いいなぁ。ものづくりのたえない家庭。日常的に何かしら生み出している家!

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どんなに忙しくても誰との仕事であっても、「丁寧な仕事をする人」っていますよね。物理的に本当に忙しくてそれができないとしても、少なくともそうしようという誠意が伝わってくると、こっちもがんばろうって思う。「仕事ぶり」って、ノンバーバルなコミュニケーションだ。でもすごく伝わっちゃうよね。
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お塩ひとつで

2006-03-06 00:38:05 | 日常

LE SAUNIER DE CAMARGUE

おいしい塩を買いました。
アメリカ時代、居候をさせて頂いていた先生の家で出会ったのがこの塩。(この先生は、ちゃんとダイニングをする人で、どんなに忙しくても食事の時間を楽しみなさい、といつも言っていた。ワインを用意して、いい音楽をかけて、いいものを食べて…というスタンス。)そんな感じなので、私がいつものようにチャッチャとすぐに作れるものを作って食べようとしていたら(たしかパスタかなんか)、すごく立派なサーモンを焼いてくれたことがありました。その時に使ってたのがこの塩。

すごく美味しかったのを覚えてます。サーモンは私も時間がある時はお料理に使ってました。でも、お塩ひとつでこんなに味が変わるのかーっていう初体験。

そして先日、河原町の明治屋さんで同じ塩を見かけて購入。その日の夜これで、菜の花ごはんを作りました。そしたら本当に「春」を食べている気がした!菜の花のかすかな苦みと、ピュアなお塩の味がなんとも言えないせつなさでした!わかる?そういう春の味(笑)。

このお塩で「シンプルで、にごりのない、うつくしい味」に、少しでも近づけますように。

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日曜の夜っていつも遅くなりがち。
夜11時に帰ってきて色々してるとこんな時間。近所の閉店間際のSIZUYAさんで食パンを購入。明日の朝ちゃんとゆとり持ってこれを食べていますように。  
Zzzz.... おやすみなさい。
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テレビのはなし

2006-03-06 00:00:03 | 日常
まとめて。

■情熱大陸
今日は料理家の辰巳芳子先生でした。よかったねー。81歳だって。
「シンプルで、にごりのない、うつくしい味」だって。「命のスープ」だって。「クレソンのポタージュ」だって。「塩が旅する」んだって。かっこいいなぁ。今日出てきたおばさま達もみんな素敵だったね。ああいうふうになりたいな。人生まだまだだと思った次第。

■美の巨人たち(だいぶ前の放送)
寛次郎とてもよかった。前編より後編がだんぜんかっこよかった!なんだかすっごく感動して、この人を知ることができて良かったなぁと思った。4年前、この人を好きになったきっかけを私にくれた人に感謝したい気持ちになった。見終わった後、しぜーんに泣けた(笑)。←ほんとほんと。

■情熱大陸(だいぶ前の放送)
ユーミンのとき、見てました?
懐かしいなと思ったんだよね。学生時代に、京都にCaramel Mamaというユーミンバーがあって、BGMがユーミンばかりなの。やたら暗くて、床にピーナツのからがいっぱい転がってて、、、でもそのお店の常連になりたいと思ってボトルを入れたんだよね。ユーミンの曲聴きながら飲みたくなったらいつでも来よう!って言いながら。でもさ、結局そのあと1~2回ぐらいしか行かなかった…(失笑)。あのボトル、どうしちゃったかな。
なんてことを、テレビを見ながら思った。うわぁ、懐かしいなー。久々にみたユーミンが素敵な女性だった。

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総体的にいって、「落ち着いた、こだわりのある人」にあこがれます。
テレビがうまくそう見せてるってのもあると思うんだけど、単純に「かっこいー!」と思っちゃう。それで自分を振り返ったりできるのだから、いいことだよね。
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英会話のセンセイとは

2006-03-05 23:50:45 | 日常

今日のコーヒー。Soholm Cafe@Cocon烏丸にて。

遅く起きた今日は夕方近くまで家で仕事の宿題。宿題の出る仕事ってやですね。でも、たぶん私が関わっていく仕事は今までもこれからもずっと「週末宿題つき」なんだろうな、と思う。頭から離れることはないのだよね。

出かけようと思ってたら、テレビで荒川静香さんのアイスショーが始まってしまい、出番がくるまでついつい待ってしまう。1時間近く待ってしまった。でもいいね、ホントにきれい。しなやかだよなぁ。

英会話へ行く。
行けば誰かしらそこにいて、外国人の"センセイ"と気楽に話ができる場が用意されているのが私の行っている英会話学校の特徴。レッスンとは別扱い。時間が取れなくてなかなか英会話へは行けないのが現実なのだけど、今日は買い物がてらのぞいて見た。そしたら、なんだありゃ?先生が1人でしゃべってるのを4人がHuhとか言いながら聞いてるだけじゃん。もったいない。しかも先生も1人でしゃべり過ぎ。見かねて、私の方から色々な人に話を振るよう努める("センセイ"から話を奪って。笑。)

日本にいる英会話のガイコクジン講師って、本当にいったい何者なんだろうか。ここに来る前は何してたの?と聞くと、大学卒業したばかりとか、コンピュータ業界とか、製造業とか、なんか色々。別に語学教育のプロでも何でもないよね。それは分かってたけどさ。英語が母国語ってだけで、、、ねぇ。。。
こんなレッスンにはお金は払えない、と思うこともしばしば。
話者の英語レベルをみて、それに適度な「足場」を組んでいくような問いかけを展開できる先生がいない。

でもそんな英会話で仲良くなった人も何人か。
今日はTさんと一緒にスーホルムのカフェへ。お互い仕事で京都へ来たタイミングが一緒で色々話があって嬉しい。大人になると仕事のつながり以外で友達つくるのけっこう難しかったりするけど、こういうふうに出会う人達とのつながりもどんどん増やしていきたい。
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携帯から実験

2006-03-04 14:31:46 | 日常
土曜日ー!
いい天気なのに仕事。Mさんは昨日からボストンへ出張、先生は東京で研究会、他の同僚は沖縄でWS研修。

私は一人14日の東京出張準備と冊子編集のフォロー。
これからホームセンター行って木材を見て←日曜大工がしたいのだ、帰ります。

初、携帯から投稿してみたんだけど。フォントがいつもと違う?
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丸善

2006-03-02 01:13:57 | 京都
    
京都に丸善という老舗の大型本屋さんがあったのだけど、去年の10月をもって閉店。これはその時の記念に押したスタンプ。
梶井基次郎の「檸檬」という小説にちなんで作られたもの。この本屋がなくなると知った時はホントウに残念だった。学生の時によく利用したから。本を買い込んでちょっと賢くなったような気がしたものダ。洋書のコーナーで留学生の友達から本をプレゼントされたこともあった。いい文房具を買って気持ちが豊かになったりした。多くの人々に惜しまれつつ閉店し、今は空っぽのビルだけが残る。

しかし先日その近所に、ジュンク堂がオープンしたので行ってきた。
京滋で最大の規模で、品揃えがどこよりも豊富という宣伝文句のとおり、一度入ったら目移りして何時間でも費やしてしまいそうな本屋なのだけど、
フロアも床もピッカピカで雰囲気がまだ浮ついている感じ。
この本屋さんも丸善みたいにいい味出してくれるのかなぁ。そうなると、いいなぁ。
どれくらいの歳月が経てば、そうなるのだろうか。
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づがれたー

2006-03-01 23:41:56 | 日常
と思って、ふらふらと車を運転してた帰り道。夜の12時をまわってた。

そんな時間には車もいなくて、ポツンと1つだけ灯りのついた高速の料金所。おつりを受け取ろうと手を伸ばしたら、いつものおっちゃんが「はい、飴さん持っていき」とあめ玉をくれた。

眠気も吹き飛んだ。ほっこり嬉しかった。(…私きっとすごい疲れた顔で運転してたんだろーなー。)
それ以来、そこを通るたびに深夜の料金所のあの雰囲気と、ハッカの飴と、おっちゃんのガサガサの手を思い出す。

さーっ、がんばろーっ。
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キャリア教育って?

2006-03-01 23:30:37 | 日常
キャリア教育シンポジウムへ。
京都教育大学のキャリア教育推進プロジェクト3年目の報告会。
これ、帰国してから初めてのキャリア教育系のシンポだったので、どんな感じなのかとっても興味がありました。


こういう雰囲気久しぶりだ。

終わってからの感想)
日本の学校でいう「キャリア教育」の担い手が漠然としていると思った。(←誰がやるの? 主任?先生?カウンセラー?全員?)日本でいうキャリア教育はどちらかといえば職業教育に近くて、私が想像していたような(アメリカで勉強したような)キャリアカウンセリングだとか自己理解などにはまだまだ重きが置かれていない。まずは進路指導とキャリア教育の違いを明確に打ち出し、その上で、キャリア教育の中にも職業教育と自己理解の2大柱があって、どちらも欠けてはいけないってことを浸透させていくべき。
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