週末にラーヤと龍の王国をみました。
原題はRaya and the Last Dragon(ラーヤと最後の龍)
あらすじはこんな感じ
昔々架空のアジアっぽい地域にある
龍の形をした川沿いに
文明が発達し
人々は龍を崇めていました。
ある時、黒いモヤのような存在が
人間を襲い、
次々と石に変えていきました。
(ちょっとアナ雪っぽい)
最後に残った5人の兄弟龍が
それぞれの全ての力を集め
龍の玉石を作り
最後の龍に託したことで
黒いモヤを退治できましたが
その後、人々は
5の部族に分かれてしまい対立
それから長年の歳月が経ち
代々龍の石を守ってきた部族の王は
他の部族を招待し
国交改善を試みましたが
襲撃され
龍の石は破壊され
それぞれの部族が欠片を持ち帰ってしまいました。
王は復活したモヤに襲われ
石となってしまいました。
王女は父を助けるため
数年かけて
伝説の最後の龍を見つけ出し
5つに分かれてしまった
龍の石のかけらを集める旅を始めます。
その旅の途中に
それぞれの部族の人が仲間に加わり
最後は最強のライバルである部族の王女と対峙。
強大化したモヤを再び退治するためには
5部族が互いに信頼し
かけらを一つに集めて
文字通り一丸となることが必要。
相手を信用し
自分を犠牲にして
皆が石の破片を託す。
最後にようやく龍の玉石が復活し
モヤはなくなり
石に変えられた人びとが戻ってきました。
太古の龍が蘇り
5部族のわだかまりが解け
めでたしめでたし
ちなみに王女の乗り物はオームっぽいけど
巨大化したアルマジロのようなペットです。
舞台は東南アジアっぽい架空の土地
ラーヤがかぶる傘帽子が
ベトナムっぽかったり
部族の服が中国っぽかったり
声優さんを調べてみたら
声優さんもみんなアジア系の俳優さんでした。
声だけだから人種なんて
誰でも良さそうなもんだけど。
さすがこだわりの本格派。
龍のシースー役の声の人は
シャンチーにも出てた
最近人気のアジア系アメリカ人の
女性ラッパーなどもしてる女優さん。
ポップなハスキーボイスなのですぐ気づきました。
(架空のとは言え)アジアで分裂した部族が
お互いの信頼を取り戻す難しさなんかは
分かるなぁと思ったり。
ずっと裏切られてきて
信用できない相手に
1番大切なものを託すのは難しい。
だからこそ美しく
だからこそディズニーなんだろうなと
思った作品でした。