先日夕方のお散歩の時
たまたま私の着ていた
ジャケットとジャージが
どちらも黒だった。
インドマダムが
「黒は何にでも合わせやすいし
ヨーロッパでもみんな着てたけど
インド人はあんまり買わないんだよね。」
とコメント。
そういえば、
義母が日本に来た時も
「猫も杓子も黒ばかりやな」と
驚いていた。
パステルピンクのインド服を
しわしわのおばあちゃんが
着こなしていることの方が
日本人から見ると
斬新で衝撃的なんだけど😅
黒のサリーが良くないのは
聞いたことがあったので
マダムフレンドに
なんでダメなのか
聞いてみた。
思ってたような
はっきりした理由があるわけでもなさそうで
思いつく理由を教えてもらった。
まず、
⚫︎黒なんか暑苦しくて着てられない。
⚫︎たくさん素敵な色があるのに
わざわざ黒を選ぶ理由がない。
⚫︎黒は「邪悪」なイメージ
気になったので
Google検索してみると
ヒンズー教で
お祈りの儀式を行うような
特別な「ハレ(auspicious)の日」は
黒を着てはいけないとされている。
一方で、ある神様のイメージカラーであり
その神様のお寺に行く時は
黒を着るのだとか
地方によっても
いろいろな慣習やしきたりの中で
黒を着るとか
着てはいけないとか
様々なルールがあるようです。
黒いサリーも販売されているし
着てる人もいるので
そういうしきたりも薄れていきつつあるのかもしれないけど
着ない方が無難なのでしょう。
(この間買っちゃったし、
一緒に行ったマダムも
黒のサリー買ってた😅)
ちなみに
結婚式前のイベントとして
ウコンパックをする
ハルディ(ターメリック)パーティでは
黄色を着る
メヘンディパーティの時は
緑色を着る
他のヒンズー教のお祭りの時は
10日間くらい
日替わりで
今日は赤を着る日、白を着る日など
その日ごとに決まっている色の服を着て
お祝いする日があったりと
着る服の色が持つ意味が強いのだろうと思う。
意外なことに
お葬式の時は白を着る。
これと言った喪服というのはなく
男性は無地の白インド服を着たり
女性はできるだけ白や地味な色を着るようです。
話は変わりますが
インド人のマダムフレンドには
「あなたは色白だから
どんな色でも似合っていいわね」
と言われる。
日本人の中では、
地黒な方なんだけど
インド人の中では色白扱い😅
美白を頑張らなくても
色白になれる国
インド。
ダイエットしなくても
ガリガリと思ってもらえるインド。
いろんな価値観が揺さぶられる
インドへようこそ🇮🇳😂