内田樹著、海鳥社刊
私は、この本をすごくすごく面白いと思ったけど、おそらく賛否両論に分かれるんだろうなあ。
レヴィナスの文章は、
読むたびに、彼が何を考えているのか、何を見ているのかが知りたくてたまらなくなる。
それは、彼が見た光景は、もしかしたら、私が見たものと近いのではないか、と思うから。
そして、私がとらわれ、うなされるあの光景を、
言葉に置き換えて、渦巻く妄想の世界から解き放ってくれるのではないかと思うから。
そのきっかけをもらえるのではないかと思うから。
でも、レヴィナスの文章は、わかりづらい。
難しくて、読むのがイヤになる。
うんざりしながらも、どうしても投げ出すことができないレヴィナスの文章。
その読み方の示唆を、この本ではもらうことができる。
だから、レヴィナスの本を「わけがわからん」と思いながらも、
読み続けないではいられないような人でなければ、
この本の面白さは共感してもらえないだろうと思う。
それにしても、
ちかしい人を失うというのは、どうしてこんなに辛いことなんだろう。
そして、なんでこんなに、自責の念にとらわれなければならないのだろう。
失い方の問題なのだろうか。
失い続けることが、つらいのだろうか。
「他者に対する有責性」についてのくだりは、宗教の枠を超えた深みがあると思う。
そこの読みが、この本のおかげで少し進んだと思う。
話は変わって・・・、
今日、お花屋さんで真っ白なアジサイの花を買い、職場に飾った。
緑がかった白ではなくて、真っ白な花びら。
どうやったら、こんな色になるのかわからない。
自然では見たことがないと思う。
アジサイの季節、今日は晴れて暑かった。
私は、この本をすごくすごく面白いと思ったけど、おそらく賛否両論に分かれるんだろうなあ。
レヴィナスの文章は、
読むたびに、彼が何を考えているのか、何を見ているのかが知りたくてたまらなくなる。
それは、彼が見た光景は、もしかしたら、私が見たものと近いのではないか、と思うから。
そして、私がとらわれ、うなされるあの光景を、
言葉に置き換えて、渦巻く妄想の世界から解き放ってくれるのではないかと思うから。
そのきっかけをもらえるのではないかと思うから。
でも、レヴィナスの文章は、わかりづらい。
難しくて、読むのがイヤになる。
うんざりしながらも、どうしても投げ出すことができないレヴィナスの文章。
その読み方の示唆を、この本ではもらうことができる。
だから、レヴィナスの本を「わけがわからん」と思いながらも、
読み続けないではいられないような人でなければ、
この本の面白さは共感してもらえないだろうと思う。
それにしても、
ちかしい人を失うというのは、どうしてこんなに辛いことなんだろう。
そして、なんでこんなに、自責の念にとらわれなければならないのだろう。
失い方の問題なのだろうか。
失い続けることが、つらいのだろうか。
「他者に対する有責性」についてのくだりは、宗教の枠を超えた深みがあると思う。
そこの読みが、この本のおかげで少し進んだと思う。
話は変わって・・・、
今日、お花屋さんで真っ白なアジサイの花を買い、職場に飾った。
緑がかった白ではなくて、真っ白な花びら。
どうやったら、こんな色になるのかわからない。
自然では見たことがないと思う。
アジサイの季節、今日は晴れて暑かった。