どうも私は、他の人よりも見えている色の幅が狭いのではないかと思う。
最初にそう思ったのは、いまからおよそ10年前。
出版社で編集をしていたときに、カバーに使われている色が、よくわからなくなった。
苦手なのは「黒」。
「黒」が、「濃い紫」「濃い灰色」に見えてしまう。
あと、「深緑」から「黒」にかけてのグラデーションが苦手。
その後、すっかり忘れていたので、検査を受けていないからよくわからないけど、
先日、ある映像を見ていて、「黒」が「黒」に見えなかった。
自覚はなかったので、見終わった後、
「なんだか、色が薄かったですね。白い霧のなかで見ていたみたい」と言い、
他の人から「そんなことなかった」と言われ、「もしかして」と思い出した。
熱っぽいときは、白が黄色く見える。
基本的には眩しがり屋なので、晴れた日の屋外は苦手だし、南の島の白い砂浜はもっと苦手だ。
そういえば、幼稚園の頃、父が私の色の見え方について疑問をもって、
「これ、何色に見える?」と聞かれたような記憶がある。
先日、蛍を見に行ったときも、暗い道がまったく見えなかった。
色盲の人は、モノトーンの世界のために、かえってジャングルのなかで、
地雷などのトラップを見破る。だからベトナム戦争のときに、
アメリカの各小隊には、必ず色盲の人を入れていたと、どこかで読んだことがある。
私の場合、闇夜では、まったく視界がきかなくなるので、
どちらかというと鳥目に近い。
そういえば、母もそんなことを言っていた。
栄養のバランスのせいかな。
それとも疲れのせいかな。
まあ、自覚したということはいいことだ。
最初にそう思ったのは、いまからおよそ10年前。
出版社で編集をしていたときに、カバーに使われている色が、よくわからなくなった。
苦手なのは「黒」。
「黒」が、「濃い紫」「濃い灰色」に見えてしまう。
あと、「深緑」から「黒」にかけてのグラデーションが苦手。
その後、すっかり忘れていたので、検査を受けていないからよくわからないけど、
先日、ある映像を見ていて、「黒」が「黒」に見えなかった。
自覚はなかったので、見終わった後、
「なんだか、色が薄かったですね。白い霧のなかで見ていたみたい」と言い、
他の人から「そんなことなかった」と言われ、「もしかして」と思い出した。
熱っぽいときは、白が黄色く見える。
基本的には眩しがり屋なので、晴れた日の屋外は苦手だし、南の島の白い砂浜はもっと苦手だ。
そういえば、幼稚園の頃、父が私の色の見え方について疑問をもって、
「これ、何色に見える?」と聞かれたような記憶がある。
先日、蛍を見に行ったときも、暗い道がまったく見えなかった。
色盲の人は、モノトーンの世界のために、かえってジャングルのなかで、
地雷などのトラップを見破る。だからベトナム戦争のときに、
アメリカの各小隊には、必ず色盲の人を入れていたと、どこかで読んだことがある。
私の場合、闇夜では、まったく視界がきかなくなるので、
どちらかというと鳥目に近い。
そういえば、母もそんなことを言っていた。
栄養のバランスのせいかな。
それとも疲れのせいかな。
まあ、自覚したということはいいことだ。