ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

ひとつの時代が過ぎた

2009-06-26 21:14:01 | Weblog
今日の訃報。もちろんマイケル・ジャクソン。
NHKの21時のニュースでも、トップで伝えていた。さすが世界の大スター。

先日、ちょっとした縁があって、YouTubeでマイケルのプロモーションビデオを見た。
見ていたらとまらなくなって、寝不足になった。
すごく懐かしかったし、いま見てもカッコよかった。
マイケルの踊りは、流行をこえている。本当に天才。

80年代、特に大ファンというわけではなかったけど、
マイケルの歌と踊りは、なんだかんだ言ってよく見ていたなあ。

日頃はポップスを嫌い、テレビを見ている私の隣で、
「こんなののどこがいいの?」と、超辛口のプレッシャーをかけてきた母も、
マイケルの踊りとプロモーションビデオの出来には、いつも感心をしていた。
だから、私も堂々と楽しむことができた。

マイケルが亡くなったか。
50歳なんて、はやいよな。
でも、よく生きたいい人生だったんだよな。きっと。
会ったことはないけど、ありがとうと言いたいし、なんだかさびしい。
ひとつの時代が終わったんだなあ、とも思う。

なんだか先日読んだダンテの『神曲』を思い出した。
暗い森から始まった苦しい旅をこえ、いまごろ天の高みに登っているころだろうか。

ベスト盤が出たら買うと思う。
お願いだから、安くしといて。