ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

もやもやする

2010-06-06 20:25:38 | Weblog
テレビで、日本のサッカー選手の対談をやっていた。
海外でプレーした経験のある有名選手の対談で、
海外と日本の違いや、これから日本がやっていくべきことなどが語られていた。

対談の内容を聞いてはいたものの、ほとんど身が入らなかった。

正直なところ、日本のトップ選手という人たちがこんな会話をするのか、と驚いた。
他のサッカー選手が聞いても、彼らが言っていることはすごいことと思えるのだろうか。
まだそんなに意識の差があるのだろうか。

今日の対談で語っていたような内容は、
海外に暮らしたことがあるような人なら、
誰でも自分のジャンルで語ることができるようなことだ。
プロレベルの話ではなくて、留学生の体験談に過ぎない。
正直、私はそう思った。

商社マンやメーカーの現地駐在の人は、無名だし、テレビですごい人扱いされることもないけど、
もっとずっと、日本と世界のあいだにある意識のズレをうめ、
利益を上げるべく、長いあいだ努力を続けている。
それこそ、サッカー選手などよりもずっと長い時間、その努力を続けているし、
そこでの体験談は、もっと深い。

そして、誰も彼らを持ち上げはしないなか、地道に努力している。
それでも打破できないほど、世界の壁は厚い。
今日の対談を聞いて、特にサッカー界は遅れているのかもしれないけど、
日本企業が海外に出て行けない理由の一端を見たような気持ちになった。

もっと広い世界を見る努力をしよう。
自分に対してそう思った。
なんだかすごく、もやもやした。

足りないもの

2010-06-06 19:48:56 | Weblog
今日、なにかが足りないと思った。
電車に乗っている約1時間かけて考えてようやくわかった。
梅干しが足りなかったんだ。

このところ、梅干しを食べていない。
そして、この時期になると、スーパーで売られている青い梅と赤じそが、
とてもとてもとても気になる。

今年はいよいよ漬けるか。やるか。
ちょっと出遅れたか。

母が元気なうちに、ちゃんと梅干しの漬け方を教わっておけばよかった。
梅の塩揉みと赤じそを茎から取る作業は私の役目だった。
塩揉みをした後、重石を置いて少し寝かせたよな。
あれ、氷砂糖を入れていたような記憶があるぞ。
あれは梅酒のほうか?
塩揉みして少し寝かせた梅に赤じそを加えた。
赤じそをむしった後は、手が赤紫に染まったっけ。
手伝っていた約20年前の記憶をよくよくたぐりよせてみよう。

そして、ネットで作り方を調べて、
むかしやっていた作り方に近いものでやってみよう。

今年は冷夏だと言うけど、日照時間はどうなのだろう。
1週間は昼間、お日様がちゃんと出てくれなければならない。
陰干しの期間も含め、約2週間ほど天気が安定してくれると、
とてもおいしい梅干しができる。

美味しいものができるかどうかは、やはりお天気次第なんだよな。