ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

ねがい

2010-06-10 22:38:56 | Weblog
宮崎の口蹄疫の被害が拡大しているとニュースで報道している。

都城という地名は、高校生の時、
バレーボールの全国大会に出場する都城の選手たちが、
練習のために私の通っていた高校の体育館に訪れ、初めて知った。
読み方がわからなかったので、印象に残っている。

全国レベルのチームは、ウォームアップのときから全然違う。
同じ学年なのに、ずっと大人に見えた。
彼らのなかにも、畜産農家になった人はいるのだろうか。

畜産農家の方たちのインタビューを見るたびに、
人間が食するために育てられる家畜がいるということ、
その家畜たちに名前をつけ、話しかけながら大事に育てている人がいることを知る。

私はふだん切り身となった食肉しか見ることがないけれど、
そのほんの小さな塊であっても、
誰かの愛情の結晶なのだと、改めて知らされた。

最近、従弟の子どもや知人の子どもの話など、
子育ての話を耳にする機会が多い。
「親はなくても子は育つ」と笑い話になることもあるけれど、
ひとつの生命が育つと言うことは、本当にたいへんなことで、
真の愛情がなかったら、決して育つことはない。
そこに、人間の子ども、動物の子どもの違いはない。

はやく解決することを願う。

ヘビ、泳ぐ!

2010-06-10 14:21:27 | Weblog
家の前に、小さな川が流れている。
最近は水がきれいになったので、いろいろな生き物が棲んでいるんだけど、
毎年この時期になると、大きなヘビが出てくる。

今朝は、川縁を散歩しているおじさんの
「ヘビ、泳ぐ! 泳ぐ、ヘビ! 大きい、ヘビ、泳ぐ!」という
とても日本人の日本語らしくない言葉の羅列で目が覚めた。
あのおじさんとは仲良くなれそうな気がする。

昨晩は、たくさん日本酒を飲んで、酔っぱらった。
私は東京育ちなのに、銀座のメインストリートにあるお店で食事をした経験は、
友人の結婚式の二次会くらいだったから、
銀座というと「晴れ」というイメージしかなくて、
なんというか、偏見があったことに気がついた。
昨日行ったお店は、能登半島の料理を食べさせてくれるところで、
非常にアットホームで落ち着くお店だった。 
いいお店に連れて行っていただいた。

お酒を飲み始めると、最初のうちは、ほどほどに、と思う。
言わなくてもいいことまで言ってしまうし、周囲にも迷惑をかける。
電車の中にいる酔っぱらいほど、ふだんイヤなものはない。

それに仏教では飲酒をいましめているし、なんといっても深酒した後の睡眠はよくない。
夢でも酔っていて、世界がぐるんぐるんしているし、
夢の色がきつくなり、穏やかではなくなる。
悪夢というほどではないけれど、どこかに危機感があって、全身に力が入っている。
今朝も目が覚めたら、筋肉痛になっていた。
そして、またやってしまった、飲み過ぎた、と自覚した。

でも、料理も美味しかったし、お酒がすすむような料理だったんだよな。
塩がおいしい。塩辛もおいしい。
 

これで飲まずにいるほど、私は強くない。
 

お刺身も最高だった。

このほかにも、たくさん出てきたんだけど、次第に酔って、写真がぶれた。

今日は、空海の般若心経秘鍵の続きを読もうと思っていたのだけど、
こんな生臭な状態で本を開くと、申し訳ないような気がする。
切り替えて、家の掃除をすることにした。
まず、風を通して、深呼吸をしよう。

ここから、追加。
年齢を超えたお友だちSANTAさんのブログを見たら、
私のことを紹介してくれていて、
かつ、美味しかったふぐの唐揚げの写真がとてもかわいそうなことになっていたので、
写真を追加しました。