印刷コンサルタント

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水害の記憶と記録

2012-02-14 06:00:00 | 震災・原発について
先日、門前仲町に用事があって、永代通りの一本北側の
細い道に車を止めた。

前に公園があり、そこにはご覧のようなポールというか、
柱と呼ぶのが正しいのか、うまく表現できないが、過去の
その場所の水害の高さが記録されていた。

昭和33年の第11号台風というのは、小生が小学校の
ころで、同じく下町、川向こうの江戸川区小岩というところに
住んでいて、太ももあたりまで街中に水が溢れ、まさに床下
浸水した記憶がある。

その上には、大正6年の水害の水位が記録されているが、
驚くべきはその高さである。

護岸の高さの2倍以上の高さに注目いただきたい。


自分自身の不明を恥じるべきであるが、今後予想される
地震による津波とか、超巨大台風による高潮とかを考え
たとき、わずか90年ほど前にここまで海水が押し寄せて
きた、ということ。それは何千年に一回の大地震などに
よる津波ではないことを改めて知って、つくづき日頃の
防災対策を再構築しなくてはならないと、感じた次第
である。

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