豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

666

2006年06月06日 | Weblog
「オーメン666」が、本日、全世界同時公開なのだそう。

リンクするのも怖いので、興味のある方は各自検索してくださいね。
ダミアンくんで有名な「オーメン」シリーズの何作目かです。

映画館で何が怖いって、いきなり現れるおそろしーい場面。
お気楽モードで、スクリーンを眺めていると大変なことになります。

本編に先立って流される予告編って、期待感あふれる作りになっているので、どれも半端なく上出来です。怖い映画のは、とっても怖い。
こちらは、ですから予告編が始まりそうになると、目を伏せます。出来れば耳も閉じたいけど、自動開閉は出来ないので、違うこと考えて情報が耳から入るのを防ぎます。
頃合を見計らって、目を上げた瞬間にひょえ~~~ってこともなきにしもあらずですが、たいがいはそれでクリアできますね。
(どこかで、書いたかも?)

「デイジー」の前売りも買ったし(ウソンさん)、竜也くんの「デスノート」も間もなくなので怖い系映画の上映期間をチェックしておかなくてはなりません。

そんな怖がりなのに、なぜか今日は私の生まれた日。
ダミアンくんと同じお誕生日だって、ちっともうれしくありません。
といったら、祟られそうなので、撤回。光栄です。

娘たちはそれぞれに予定があるようなので、ダーリンと簡単にパスタでも作ってワインで乾杯しようと思っていたのですが、サプライズで、竜虎ちゃんたちが晩御飯を作ってくれていました。
ハート型のハンバーグステーキ&温野菜とかつおのたたき。ケーキとお花も。
母はうれしいぴょん。
「これからいろいろあるだろうけど、頑張ろうね。」というダーリンのお言葉とともに乾杯しました。いい人ですね。
ワインは、せっかくだから?「 Casillero del  Diable 」、悪魔の館じゃなくて、蔵ですね。
ダミアンくんもどうぞご一緒にってわけではありません、くれぐれも。


ケーキは、他のお店のカシスのケーキにしようと思っていたのですが、虎子がうちのお祝い事の定番、パウンドハウスの抹茶ケーキ等を用意してくれていたのでそれにしました。生クリーム系なのですが、スポンジとマッチしてかなりあっさり目な優しい味わいです。隣はカシスとくるみのケーキ。以下、略。ザッハトルテも美味しかったよ。



虎子の何回目かのバースデーに注文して届いたホール状の抹茶ケーキ。大喜びして箱をたてに持っちゃって大変なことになったことがありました。
この話、一生言われるんだろうなぁ。お気の毒。




落し物

2006年06月05日 | Weblog
落し物をしました。
それも、同じものを二回ほど。

カード類を入れている手に馴染んだカード入れ。
いわゆる定期入れです。
   
手にとって、それをちゃんと元に納めたはずなのに、次に出すときには、姿がみえません。焦ります。


最初に落としたと気がついた時は、かなりショック。
買ったばかりの半年定期は数万円。
泣きたいよ~。
バス会社の落し物の受け付けを探して、しおしおと電話をします。
乗った時刻、降りた時刻、乗車区間。落し物の形状。中身。

もうほとんどあきらめかけた翌日、あれでもと確認の連絡を入れたら届いていました。
う。。良かった。

バスの基地になっている事務所に取りに行きました。
最敬礼で感謝。
ご迷惑をおかけしました。
もう二度と落としません。

・・・・・なのに、また落としちゃった。
やっぱり、定期を買ってまもなく。
泣くに泣けない。
今度は、違うバス会社。

勝手知った段取りで、その会社の落し物案内に電話。
時刻、区間、形状その他諸々は同じ。
追って連絡くださるとのことで待っていると、留守電に連絡が入っていました。

今回もちゃんと落し物案内に届いていました。
しかも、私の受け取りに便利な市内中央まで持ってきてくださるとのこと。
なんて、いい方たちなの。

仕事帰りに立ち寄ると見慣れた物体が、保管庫から出てきました。
ごめんね・・。

もしかして、肌触り良すぎて存在感が希薄なのかしら?

それにしても、二度あることは三度あるのか。
三度目の正直なのか。
今度定期を更新したときに、判明するのでしょうか。
それとも、先手を打ってバッグに括りつけておいた方がよいのかも。

指先の感覚が鈍って来ているのは確かです。
でも、失くし物が出てくる嬉しさというのは味わうことができました。

放蕩息子の帰還を喜ぶ父親に、品行方正な兄が機嫌を悪くしたという説話がありますが、たしかにあきらめていたものが復活するのは、もとあったものがそのまま存在するより喜びにインパクトがあるのは確かですね。



夏秋バージョン

2006年06月04日 | Weblog
年に数回の庭いじりの日。

行き当たりばったりにDIYのお店に行くと、既に夏秋のお花は、出揃いつくしたあとでした。

数年前から、売り場のほとんどを埋め尽くしていたサフィニア系は、はやほとんど姿を消し、フラッシュと呼ばれる同系列の小花が色を限定して残っているという有様。
どうやら、出遅れた模様。

最近はどうも季節に乗り遅れがちなのですが、その傾向がここにも現れているようです。
ポーチュラカもきれいだけど、前に植えたことがあるし、できれば育てたことのない花を連れて帰りたいなあ・・・と物色していると、今年の傾向・・、が見えてきました。
コリウスの種類が豊富なこと。これは葉っぱを鑑賞するもので、まるで花のような色鮮やかな葉がとてもきれいなシソ科の植物です。
花よりも安定的に美しいので人気が出てきたのかもしれませんね。葉っぱの形も色もそれは様々で、見ていて飽きません。
数年前に苗を貰って植えたら自然に繁殖して、そのあたりに生えてくるので、私は後ろ髪引かれながらパス。うちのは昔ながらの種類だけど、それでよしとします。

結局、買ったのはひまわり系二種とサルビア。
サルビアの花の蜜を久々に吸ってみたかったのもその理由ですね。
ひまわりは、背の低い種類が二種。グッドスマイル、そしてそれより少し背の高いのはピノチオという名前が付いていました。
フラッシュもピンクとイエローの二色を買いました。
それと、きゅうりもね・・・。

どうぞ、みなさん、生きのびて。



今日は、梅酒も浸けました。

泡盛で作るのが、一昨年からの流儀。
梅一キロ、琉球泡盛「守禮」1.8リットル、氷砂糖800グラム。


浴衣

2006年06月03日 | Weblog
浴衣はいつから着るのでしょう。

「とうかさん」というお祭りが昨日から始まっています。こちらではこのお祭りを境に浴衣を着るようです。

「とうかさん」とは広島市中区三川町円隆寺の境内に祭られる稲荷大明神(とうかだいみょうじん)のことなのですが、稲荷を(いなり)とよまず、音読みで(とうか)とよんだのが名の由来と言われているそうです。

実は、このことは今日知りました。このお祭りは、以前はずっと6月の8・9・10日に行われていました。ですからその10日(とうか)に因んで「とうかさん」と呼ぶのだと思いこんでいました。あららら・・。
ウィークデーだと人出がいまひとつだということで、数年前から6月の第一金・土・日に催されることになりました。
名前の由来は、地元でも意外と間違って覚えている人も多いのではないかなあ・・と希望的観測。

この日に合わせて浴衣を用意する人も多く、それはおおむね若い人たちなのですが、ここ1~2週間のデパートや呉服屋さんの浴衣売り場は、いつもより華やいだ雰囲気で賑わっていました。

うちの虎子も今日がお出かけの日。
母は、ネットで、帯結びの練習です。

まずは、前向きに自分で実験。前で結んで後ろにまわす方法ですね。

構造は、把握しました。

次に竜子の背中を借りて、復習。


その成果をもとに、虎子の背中でようやっと完成しました。

夕方早くに、お父さんに送られていそいそと出かけて行きました。


私のとうかさんの思い出は、ヨーヨー釣りでしょうか。
両手に持てないほど釣り上げました。
風船が水から離れる瞬間にコツがあるのですが、最近は腕が鈍ったかも。
人出が半端でないので、もう何年も訪れてないですね。


先ほど、無事に虎子が帰還しました。
楽しかったようです・・。


やる気のある時

2006年06月02日 | Weblog
あらかじめ、あれを作るぞって決めて作る時、それはやる気のある時でしょう。

このところのそれは、カボチャのソテー。バター炒めですね。
材料は、カボチャ(えびすなんきん)四分の一個に、かなり多めのバター。大匙3~4杯くらい。そして、塩と胡椒。

去年の甥っ子の体育祭で、妹がお重に詰めていた一品でした。
あまりに美味しいので、聞きました。
「これ、どうやって、作ったん?」
「カルピスバターで炒めただけ。」
「でも、なんか工夫しとるんじゃないん。」
「カルピスバターで炒めただけ。」
「ほんまに・・・・?」
「カルピスバターで炒めただけ。」
そういえば、妹はカルピスバターの信奉者なのでした。

スーパーで見かけるカルピスバターさまは、四角い箱に収まって日用品とは思えないお値段で棚の一番高い場所におわします。目礼して、通り過ぎるのみ。

しかしながら、近くにある業務用スーパーでは、多少品質に違いはあるのかも知れませんが、同じ重量のものが三分の二のお値段で手に入ります。ちょっと贅沢したい時に買い求めておきます。パンに塗っても美味しいし、オムレツもとっても上手にできるしね。



で、久々にこのカルピスバターを使ったカボチャ炒めが食べたくなった・・というより作りたくなったのでした。
カボチャは、一センチ前後の厚さのくし型に切り揃えます。
あとは、それを多めのバターでひたすら炒めます。焦がさないように、10~15分。火が通ってくると、甘さが出るみたいで焦げやすい。この焦げた感じが香ばしいキャラメルっぽくて良いのだけど、黒くなりすぎは見た目がちょっとね。

その日の気分で適当に塩コショウして出来上がり。お好みで少しシナモンをふりかけると、かなり雰囲気はおしゃれになります。

温かいうちがやはり美味しいですね。
おかずというより、おつまみによいのかも。
フライパンに残ったバターでパン粉を炒めてトッピングしたり、ニンニクの香りをつければビールなどにはもってこいですね。
あっという間になくなります。


しかし、やる気のある時とない時の作品の差が、客観的には見分けが付かないというのはなかなか面白いことかもしれません。愛のある作品が必ず成功するとは限らないし、やる気なく作ったものが必ずまずいというわけでもない。奥は深いです。
ただし、怒りながら作ったものは、たいがい塩辛いですね。


やる気のない時

2006年06月01日 | Weblog
とりあえず、今日はやる気が出ないだろうなという日の朝。

寸胴鍋(いやな響き・・)に水をたっぷり張って、骨付きもも肉を落とす。一本か二本。一緒にニンニク、しょうが、ねぎの端っこ、なつめ、しいたけ、その他そのあたりに存在している乾物を投入する。紹興酒か日本酒か焼酎かそういうものも適当に加える。あくが出たらすくっても良いし、知らんぷりしても良いし。(なぜか鶏のもも肉が買い置いてあるところが謎ですが。)

1時間くらい煮ると全体が融合してなんとなくそれなりのものができるので、朝はそこでストップ。余熱でさらに良い感じになることを命じておきます。

夕方、予想通りやる気のない気分で帰宅したら、中身を引き上げ、具にするものは適当に刻んで戻し、鶏肉は割いてスープの実にしたり、何かと炒めたり。クコの実を加えて、なんとなく滋養たっぷり感を出します。好きに味付けして、気が向いたら白髪ねぎを添えます。

少しやる気があるときは、じゃがいもを四角に切って、しばらくそのスープで煮て、小口ねぎをいっぱい散らして実だくさんのスープにしたり。これには七味をふると美味しいですね。

この料理の良いところは、なにげに手がかかっている感が演出できること。
家族には、母のやる気のない感を悟られることはありません。
むしろ、絶賛。

短時間で手早く料理をするという本は、結構たくさんあるけれど、やる気のないときにする料理の本というのは、おそらく見たことがありません。
先鞭を付けるのはかっこいいのか悪いのか。
どなたかそういう本、出してくださらないでしょうか。

スーパーの惣菜コーナーに行けば、おかずはたくさん並んでいるので、別にやる気のないときに料理をする必要もない今日この頃ではあります。

でも、何か作ったりもしたいという微妙な心理をわかって、・・・欲しい。

そういえば、もうひとつ、鶏の手羽もとの梅酒の梅煮という必殺技もありましたね。
結構、そういう系、豊富かもしれません。