晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

9837  鳥海山(2236m) 象潟口コース

2024-02-12 15:17:46 | 登山

          千蛇谷を登って新山山頂へ

期日 :   1998年8月10日

メンバー :  (L)Akky,  Tatuya   2名

コースタイム、天気   曇り後晴

 象潟キャンプ場6:00=鳥海ブルーライン=鉾立(弁当朝食)、霧,7:00―賽の河原(キスゲなし)7:55―御浜小屋8:20~30―御田ヶ原―八丁坂―七五三掛9:10~20―大物忌神社10:42~10:55―新山山頂2236m,11:15~30―大物忌神社11:50~12:30―七五三掛13:38―八丁坂14:00―鉾立駐車場15:20~50=吹浦鳥海温泉16:20~17:30=遊佐町町西浜キャンプ場18:20

 時間8:07(登り4:15、下り3:52)、距離 18.8km、標高差2236-1150=1080m、累積標高差1213m

               鳥海山 象潟口ルート

             鳥海山象潟口ルート標高

記録、感想

 鳥海山は月山と同じく修験の山で又花の山でもある。今回は鉾立から象潟コースを登り千蛇谷から山頂を極めるコースとした。

 駐車場より舗装された道を登ると7分程で展望台。ここからの奈曽原渓谷の滝や頂上はガスで見えない。笹原の登山道をしばらく登って行くと少し下がった水場、六合目賽ノ河原。もうキスゲが見当たらない。さらに登って行くと七合目小浜神社。ガスが薄くなり、鳥海湖が少しの間見えた、小浜小屋からは青い沼としてきれいに見えるのに残念。 

 小浜小屋からガスで隠れた鳥海湖を時々見ながら登って行くと御田(おだ)ヶ原。展望は良くなってきた。御田ヶ原から七五三掛までは高山植物の宝庫。鳥海アザミなどが素晴らしかった。ここから岩の荒々しい新山が見えた。穏やかな八丁坂を登って行くと五三掛。外輪山コースと千蛇谷コースの分岐である。旧道が崩れたので上に新ルートが造られていた。ベンチがあるのでここでしばし休憩して急坂を千蛇谷へと下る。

      御田ヶ原から七五三掛へ

        七五三掛で一休み

 七五三掛付近はお花畑。

     ウゴアザミ 鳥海アザミはよく分からなかった

    チシマキキョウ

 

   七五三掛から少し登った分岐より、千蛇谷へ下る

     分岐から下り、千蛇谷へ下り立つ 右上から下る

 千蛇谷には雪渓が残っていた。トラバースして左の登山道を登って行くと、新山と千蛇谷のそびえ立った岩壁と万年雪の壁が見えた。外輪山に圧倒される。

 やや急になった登山道を登って行くと大物忌神社、御室小屋に着いた。しばらく休んで溶岩丘の新山に登る。大岩ゴロゴロでなので白い矢印をたどって登る。岩の隙間を通り抜けて山頂標識に出た。山頂まで20分かかった。溶岩丘には三ヶ所ほど登れそうなピークがあったが岩が浮いていて危険なのでやめた。

    千蛇谷から新山へ  雪渓をトラバース

            新山と千蛇谷

     千蛇谷の2番目雪渓を見ながら登る

 大物忌神社、御室小屋 ここから溶岩ドーム(新山)を登る

  溶岩の隙間を抜けて山頂へ

      山頂に到着

        山頂標識 2236m

           溶岩の手前が山頂標識 溶岩に登れそう

      二人で一緒に

        帰りの岩の隙間

      御室小屋へ下りる

    降りて来た新山を振り返る 右側が御室小屋          

 新山から下は雲がかかり月山や蔵王などの眺望はきかなかった。少し回り込んで大物忌神社を下に見ながら大岩の矢印を頼りに踏み跡を下って御室小屋に着いた。ザックを回収し帰途についた。中高年のツアーが七高山を目指して登って行ったのがうらやましかった。

    千蛇谷を下る 1900m付近から新山を望む

   下って来た八丁坂を振り返る

       御田ヶ原(お花畑)に戻った

 

    帰りに鳥海山を振り返る 蓮田から

 花の名山なのに花に出会う機会が少なかったのが残念。

 


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