弥陀原湿原と鳥海山、弥陀原参籠所
期日 : 2006年8月 15日 快晴
メンバー : Akky, Tatuya
コースタイム
新潟市6:00=鶴岡市8:30~45=八合目駐車場9:40~55―御田原神社10:12―弥陀ヶ原10:12―たたみ石10:47―仏生池10:56―オモワシ山11:00―頂上11:40~12:30―行者返し2:50 ―仏生池小屋13:16 ―御田原神社14:00 ―八合目駐車場14:07~15=湯田川温泉15:30~16:00=新潟市19:20
時間 3:22(登り1:45,下り1:37) 、距離10.4km、標高差 1984-1385=599m
月山ルート地図
月山ルート標高
記録、感想
今年も新潟に帰省した。13日には湯沢の大源太山に登って疲れたので14日は休養。とてもよい天気で暑かった。疲れが回復したので15日6時に出発。月山は今回で二回目。
鳥海山、鶴岡付近から
月山を望む
新潟バイパス、高速と乗り継いで中条に到着。ここから7号線。車が少なく快適に走る。鶴岡に予定より1時間早く到着。ここでファミレスを探すがまだやっていない。弁当と朝食を買うためにローソンに行く。イートインがあり座ってサンドイッチを食べた。涼しくてきれいでおいしかった。
鶴岡から羽黒山、月山高原ラインを通り月山八合目に向かう。途中鳥海山と月山がきれいに見える所があったので止まって写真を撮る。雲がなく今日も良い天気だ。羽黒山を過ぎた頃から道が一車線になり狭い。注意深く運転し1時間かって八合目駐車場に到着。期待したレストハウスがない。
駐車場から阿弥陀ヶ原のゆるい道を右に進む。御田原神社となで牛、鳥居があった。湿原に入って行く。キンコウカが一面に咲いているが少し枯れてきた。「いろは四十八沼」が出てきた。所々ミヤマリンドウが咲いている。しばらく登ると鳥海山と沼がきれいに見渡せるところに着いた。まだ鳥海山には雲はかかっていない。
弥陀原湿原 ミヤマリンドウ
弥陀原湿原と鳥海山、参籠所
弥陀原と鳥海山、無量の池
1600m付近から大峰、月山山頂
一ノ岳付近からキスゲの群落と弥陀ヶ原
キスゲの群落と畳石
前回は見えなかったので感激する。左側の斜面には雪がまだ残っていた。すばらしい眺めだ。しかも登りはゆるい。石が敷かれた登山道を丸い平らな石を選んで登っていく。前にはピークが見える。後でわかったがオモワシ山だ。タタミ石の下はキスゲや高山植物の群落。風も涼しいしこの時期にキスゲが見られるなんて最高。雪渓も三ヶ所に残っている。すばらしい。タタミ石付近もお花畑でハクサンイチゲ、ハクサンシャジン、キスゲの群落が咲いていて本当にすばらしい。
ハクサンシャジン 佛生池付近
しばらく歩くと仏生池小屋に到着。お地蔵様が多数安置されている。修験道の山だ。仏様が生まれた池とのことであるが由来はよくわからない。今回は、前のように白装束の人は見かけなかった。
ハクサンイチゲ
たたみ石 左側がしっかり敷き詰められている
佛生池とお地蔵様
オモワシ山が近くになってきた。オオカサモチ、ニンジン、アザミの群落。急な岩場の行者返しを越えるとまたもゆるい登り。高山植物が次から次へと出てくる。ハクサンイチゲ、チングルマもあった。頂上に近づくに連れてだんだん風が強くなってきた。アオノツガザクラ、コイワカガミにもめぐり合えた。
オモワシ山から佛生池小屋と二ノ岳、鳥海山
大峰
ハクサンイチゲとフウロウ
もうすぐ山頂
山頂近くのお花畑 イワカガミ
アオノツガザクラ
イワイチョウ
立ち止まると風があり寒い。月山神社は松尾芭蕉も登った神社である。神社への参拝は、今回は中止。牛首方面に少し下ると山小屋小屋があった。風が強くなり展望も利かなくなってきた。岩陰で昼食にする。今回はカツドンにした。おいしかった。頂上の一帯を歩いたが、黒百合はなかった。もう終わったのだろうか。神泉池があったが立ち入り禁止になっていた。ハクサンフウロ、マルハタゲキ、ヒナウスユキソウ、ハクサンシャジン、ハクサンイチゲ、イワカガミ、アオノツガザクラ、カイタカラコウなどが咲いていた。ガスが出てきて展望もきかず寒くなってきたので下山開始。下りはゆるい道で稜線万歩という感じで花を見ながらゆっくりと下った。一度頂上に泊まり御来光と展望を楽しみたい。
月山神社本宮 内部は撮影禁止
シロバナトウウチソウ 山頂近くのお花畑
キオン
エゾシオガマ
ウメバチソウ
ミヤマリンドウ
キオン 葉の形から
ミヤマキンバイ
ウサギギク
ハクサンシャジン
佛生池迄戻って来た
帰りは鶴岡の人に聞いた湯田川温泉共同風呂に入った。入浴代は200円と安く掛流しであったが、露天風呂がなかった。
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