晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

0323   富士山 須走口 1 お鉢巡り

2023-11-28 09:54:50 | 登山

                  富士山お鉢めぐり

 

期日 :   2003年8月10日  晴

コースタイム

 須走登山口下6:00~06=新五合目駐車場1960m6:23―五合目(菊屋)2400m7:08~18―六合目(長田山荘)―本六合目(瀬戸館)7:32―七合目(太陽館)8:04~14―本七合目(見晴館、鳥居)8:23 ―八合目(下江戸屋)8:49―本八合目胸突(吉田口合流、上江戸屋)9:02~12―八合五勺(御来光館)―九合目―浅間大社奥宮(久須志神社)9:56―大日岳(お鉢巡り)10:05~26―御殿場口10:41―富士宮口10:46―剣ヶ峰10:56―大沢崩1:12―久須志神社11:34~45―ブル道下山口(下山) 12:10―本七合目13:03―七合目太陽館12:28~35―砂払五合目13:03―古御岳神社13:25―新五合目駐車場13:31=須走口下13:46 

 時間 4:39(登り2:48、下り1:57)+(お鉢巡り2:14)、距離14.5+2.5=17.0km、標高差 1990m

 

記録、感想

 台風一過良い天気を期待して須走口から登ることにした。インターネットでは、シーズンでも駐車場はすいているとの情報。

 須走登山道を走っていく両側の林の間から夏の富士山に雲が湧いているのが見えた。途中で何台も降りてくる。小屋に泊まりもう帰ってきたのかなと思いつつ行くと、新五合目下でもう路上駐車。

 登るのをあきらめて帰ってきたのだ。やむを得ず上の駐車場でターンして下り一番下に駐車した。

  須走口五合目 バス停留所 標高2000m 駐車場は西200m先

     古御岳神社  社はまだ再建されていない

 ここから歩いて登りはじめる。車道歩きはつまらない。帰った人の気持ちもわかる。新五合目駐車場に着くともう富士山はガスの中で見えない。茶店の前を通り車止めを過ぎると登山道だ。木々の間の溶岩の道で歩きやすい。途中で山中湖が見えた。

 7時8分に五合目登山口 菊屋 標高2425mに着く。ザックが軽く快適だ。六合目瀬戸館を過ぎたあたりから潅木がなくなり、溶岩と砂の道になり少し急なってきた。山中湖が良く見えた。七合目太陽館付近から時々雲が切れ頂上付近の小屋が見えた。かなり見上げる感じできつくなってきた。ペースが速かったのを反省する。相変わらずガスで周りは見えない。八合目江戸屋前でペースダウンする。空気が足りなくエネルギーが出ない。吉田口ルートの下山道と合流。登山道はジグザクできつい登りになってきた。

       六合目長田山荘 標高2400m

     七合目太陽館  寒いのでカッパを着る 3090m

 本八合目富士屋ホテル付近から一つ角を曲がる度に少し休む。スーーとはいてスーーと吸う呼吸法を取ると少しは酸素が満たされた感じで元気が出てくる。溶岩のザレた道や階段がきつい。少し高山病になったのか頭が痛くなってきた。もう上の小屋らしきものが見えた。ペースダウンしてゆっくり登る。道の脇には寝ころがっている人もいる。角で休み深呼吸してゆっくり登る。

        本八合目 鳥居 寝ている人もいる 3370m 

 

 鳥居が見えて火口の浅間神社奥宮(久須志神社)に着いた。着いてみるとあっけない感じ。山小屋のごちゃごちゃした所を抜け大日岳に登る。下界は雲があり展望がきかない。

 大日岳の大鳥居の下でおにぎりを食べる。今日は三つも食べられた。ここはさすがに寒くカッパを着る。火口は大きくデジカメに入りきらない。

       九合目より山頂鳥居が見えた 3600m

      富士山頂 奥宮(久須志神社)に到着  左上に伊豆岳が見える

       大日岳の大鳥居

                伊豆岳 3749m

 

 天気がよく気持ちが良いためお鉢巡りをする。南に行くと45分で御殿場登山口に着いた。さらに5分で富士宮口。最高峰剣ヶ峰で順番を待ち写真を撮ってもらう。人が多く前回よりも富士山に登った感じはしない。北に行き大沢崩の上で下を覗き込む。すごく急で崩れるのが理解できる。下は雲で見えなく高度感が薄らぐ。自然の力を思い知らされる。どんどん崩れたら一周できなくなりそう。白山岳は離れているので登らず、直ぐに須走下山口に着いた。

      大日岳から火口、虎岩、剣ヶ峰観測所

       大日岳から久須志神社付近を望む

     浅間大社奥宮 左 頂上富士館 3740m

        剣ヶ峰への登り 馬ノ背 ザレで滑りやすい

        剣ヶ峰レーダー観測所跡

       日本最高峰 剣ヶ峰三角点

       剣ヶ峰から火口棚 大内院を望む

    剣ヶ峰から火口の虎岩、大日岳 伊豆岳 成就岳 富士宮口 を望む

         北に進んで大沢崩を見学

     釈迦ノ割石、白山岳、須走口、大日岳、伊豆岳を望む

   伊豆岳、成就岳、富士宮口を望む

    下山口   久須志神社に戻った

 

 須走下山道はブル道を下る。道が広く砂があり一歩で1m以上下る「砂走り」を下る。ぐいぐいと下り本七合目付近で荷揚げのブル三台に出会う。一番前は道を広げるタイプで二番目はならすタイプ、三番目は荷物専用であった。それぞれに荷物を満載していた。

         砂走りルート ブル道 を下る

     砂払い五合目 吉野家に戻った 樹林が出てきた

        砂払い五合目2230m    鳥居から下る

 快適に下り七合目太陽館で少し休憩し一気に五合目まで下る。砂があり滑っていけるところは疲れないが、硬い道は足に来るため辛い。途中で寝っころがり休んでいる人もいた。五合目からは白樺などの樹林帯のえぐれた道を下る。古御岳神社の脇に出ると下山道も終了。楽しい一日であった。

 

 


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