ゴールデンバウム朝銀河帝国第36代皇帝。本伝開始時点では63歳。若い頃は遊興に耽り、誰からも後継候補とは目されなかった。ところが他の兄弟(兄弟姉妹は9人いた)が共倒れしてしまったために帝位が転がり込んできた。それによって、今までまったく相手にしようとしなかったはずの門閥貴族たちがこぞって自分にかしずく様を皮肉な目で見ている。
16人の女性を28回妊娠させたが、流産・死産が多く、最終的に無事に成長した娘の一人アマーリエはブラウンシュヴァイク公に、クリスティーネはリッテンハイム侯に嫁いでそれぞれ孫娘を生んでいる。これら門閥貴族は皇室を自分のもののように思い、フリードリヒ4世の行為について、いちいち反発しているようだ。
政治についてはいっさい興味を持たず、リヒテンラーデ候にすべて一任。その結果、治世の中では特に目立つ業績はなく「灰色の皇帝」と呼ばれたそうだ。ただしラインハルトについては一目も二目もおいているようで、かつてローエングラム伯爵家を継がせる相談をグリンメルスハウゼンにした時は「箔がつくのはローエングラム家の方かもしれんぞ」と言っている。
バラの造園が趣味で、OVAでもよくバラの手入れをしているシーンがでてくる。それ以外の趣味としては老齢にさしかかった頃から少女趣味が出てきており、ベーネミュンデやアンネローゼが後宮に納められることになったわけだ。
性格は諦観なのか達観なのかわからないような、すべてを超越しているのではないかと思われるような不思議な発言がしばしばあり、特に印象に残っているのが、劇場版でアスターテへ赴くラインハルトに、口うるさい門閥貴族へのあてつけにいっそ侯爵にしてやろうかと言い出し、世間では皇帝は侯爵より偉いことになっているが卿もそう思うかとか、伯爵の地位を固めたら別のものを目指せなどと言っている。
ラインハルトはこの皇帝に対し、復讐心を燃やしていたが、結局急死してしまったため、「あの男にはもったいない死に方」と言われる。
16人の女性を28回妊娠させたが、流産・死産が多く、最終的に無事に成長した娘の一人アマーリエはブラウンシュヴァイク公に、クリスティーネはリッテンハイム侯に嫁いでそれぞれ孫娘を生んでいる。これら門閥貴族は皇室を自分のもののように思い、フリードリヒ4世の行為について、いちいち反発しているようだ。
政治についてはいっさい興味を持たず、リヒテンラーデ候にすべて一任。その結果、治世の中では特に目立つ業績はなく「灰色の皇帝」と呼ばれたそうだ。ただしラインハルトについては一目も二目もおいているようで、かつてローエングラム伯爵家を継がせる相談をグリンメルスハウゼンにした時は「箔がつくのはローエングラム家の方かもしれんぞ」と言っている。
バラの造園が趣味で、OVAでもよくバラの手入れをしているシーンがでてくる。それ以外の趣味としては老齢にさしかかった頃から少女趣味が出てきており、ベーネミュンデやアンネローゼが後宮に納められることになったわけだ。
性格は諦観なのか達観なのかわからないような、すべてを超越しているのではないかと思われるような不思議な発言がしばしばあり、特に印象に残っているのが、劇場版でアスターテへ赴くラインハルトに、口うるさい門閥貴族へのあてつけにいっそ侯爵にしてやろうかと言い出し、世間では皇帝は侯爵より偉いことになっているが卿もそう思うかとか、伯爵の地位を固めたら別のものを目指せなどと言っている。
ラインハルトはこの皇帝に対し、復讐心を燃やしていたが、結局急死してしまったため、「あの男にはもったいない死に方」と言われる。