復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

伊勢そば・もり天

2010年02月10日 18時02分59秒 | くらし
青森に居たときから、満開の蕎麦の花を見て無性に食べたかった東根の伊勢そば。

そんな訳で山形の職場復帰で真っ先の昼食に食べに行ってみました。

二年ぶりに着てみれば、今までの店舗が空き家?

店舗兼住宅の造りなんでしたが、どう見てももぬけの殻のスッカラカン。


多少慌ててきょろきょろ見渡すと、同じ通り上に伊勢そばの看板がありました。

いつの間にか新店舗開業だったんです、しかも大きくなって店内の座席数もかなり広い。

知ってる限りこれで三軒目の店舗で商売繁盛のようでした。
現在の造りと比べると一軒目は想像できないほどの家(店舗というより)でした。
(座敷わらしでも出そうな雰囲気でしたから)

ここは、蕎麦の好き嫌いというよりも、蕎麦に対するイメージの持ち方で、好みが
はっきり分かれる蕎麦屋さんのようです。
癖になる食感と蕎麦の美味しさについ食べたくなり何度も通う客と、
それに対し、あまりの硬さと盛りの見た目で二度と来たく無いと言う(たまにいます)
客に分かれます。
ま、どちらにしても話よりも自分で経験して判断するのが一番ですけど。




もり天750円
同じ内容で器が丼からザルの刻み海苔が乗った天ぷらそばがありますけど、
地元の方はほとんどもり天のようでした。
板蕎麦とか半板蕎麦とかもありますが、1人では止めたほうがいいです。
お腹の都合もありますが、顎が壊れてきますから。



やまがたの蕎麦を知らない、県外の方の蕎麦のイメージって細くて長くて柔らかいでしょうが、
(青森の蕎麦もそうでした)
山形の蕎麦はジャンルが違うようです。(普通の二八蕎麦屋もありますが)
その中でも特にこの伊勢そばは太くて硬くて短い。
こんな感じで切り方も盛り付けも大雑把、とても上品とうい言葉が存在しないかのようなお姿。
まるで子供が作った粘度細工のようですから。
やまがたの蕎麦を知らないで、最初にいきなり伊勢蕎麦ご来店ともなれば、絶対苦情が来ます。
「こんな硬い蕎麦食えるか!」って。
蕎麦を食べる時も、普通は勢いよくズルズルズルっとすすって二、三回噛めば飲み込みますが、
ここでは無理です。
ズルっと一回すすれば、あとは何回もかみ締めてからでないと飲み込めません。
何回もかみ締めるんで蕎麦の美味しさも味わえるようです。



一見なんてことない普通の掻き揚げですけど普通じゃないです。
蕎麦だけじゃなく、掻き揚げもとにかく硬い。
言ってみれば掻き揚げ風げんこつ煎餅といった感じ。
どうやったらこんなに硬く造れるのか謎です。
割り箸も跳ね返されて刺さりませんから!
汁に浸しながらふやかして食べます。


以上慣れていないと食べ終わった後は顎が痛くなってくる伊勢そばでした。
満足×2!


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2 コメント

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Unknown (ぱと)
2010-02-10 19:13:33
しかし、凄そうな蕎麦ですねぇ!!一度チャレンジしたい蕎麦ですねぇ(汗)ダイナミックに
ガッツリ頂きたいなぁ...、わんこさんのお陰で山形に行くのが凄く楽しみに成って来ました!!
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是非楽しんでください。 (わんこ)
2010-02-13 08:07:19
お蕎麦屋さんは、地域地域ごと一人ひとりお勧めの店があり、様々な特徴があるようですから、是非楽しんでください。
返信する

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