ある日、ちょっと用事があって波止まえの小屋へ顔をだすと
「これはいいとこへ来たのう。鯛飯を炊いたとこじゃ」と、
居ならぶ顔がニンマリとした。
いつものストーブの上には、ドデカイ飯炊き釜。
釜をおして蓋をあけると、
白々した湯気のしたから、どでかい鯛と、彩り美しい人参、エキスのしみこんだご飯が。
……嬉しすぎる。
いつも昼時には家に帰って . . . 本文を読む
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