湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

発想転換7カ条:病気がみつかったとき

2009-10-18 00:03:37 | ヒント
海外にいる親友が検査で病気が見つかったらしい。
今週手術というから、今から本をおくっても間にあわない。
だからとりいそぎ、がんに負けない7カ条をご紹介。
くわしくは、末尾記載の出典をご参照ください。

がんに負けないための発想の転換7か条
―がんにならない、再発させない、再発しても負けないためのコツ―

第1条 闘い方を変幻自在にしよう
「がんの勢いが強く、拮抗した闘いのときには、
がんばって、がんばって闘い、時々ふーっと力を抜いて、
がんばらないときをうまくつくって、
長期戦になっても、へこたれないことが大切です。
…ときには、がんばらないふりをするのです。
闘わないような顔をして、がんと仲良くしてしまうのも手です。」

第2条 「がんばれない」とき、自分をダメ人間と思わない
「がんばるときは交感神経が刺激されて、
リンパ球が減って免疫機能が低下しています。
がんばる人のほうが、がんになりやすいのです。
ときどきゆっくりすることが大切なのです。
がんにならないためにも、がんになって、がんを克服するためにも、
ときどき、がんばらないことが大切なのです。」

第3条 つながりのなかでがんと闘う
「がんという病気は複雑だ。手術が終わっても、
再発させないよう臓器だけを治すのではなくて、
人と人、人と自然、体と心のつながりを大切にしよう。
いい人といい時間を持とう。嫌いな人と無理して付き合わなくていい。
免疫機能が下がるだけです。できるだけ自然のなかにいる時間をつくろう。
緑を見ることが大事。ペットもいいでしょう。森林浴や温泉もいい。
体にいい刺激を与えて、いい汗をかく。小説や詩を読む、音楽を聴く、
映画を観る…。心に栄養を与えてあげましょう。
/がん患者さんは孤立しないほうがいい。
…思いを吐き出したほうがよいのです。…」[pp.274-275]

第4条 希望を持ち続ける
「人の体の中には、
ナチュラルキラー細胞とか、がん抑制遺伝子といった、
自らを守ろうとする細胞や遺伝子が実際にあります。
希望がナチュラルキラー細胞を増やすといわれています。」

第5条 笑う
「免疫機能をよくするためには、希望を持つことと笑うことが大切。
…演じるのでもいいから笑うと不思議な力が生み出されます。」

第6条 逃げない。がんと向き合うこと。
「医師の説明をきちんと聞きましょう。事実を認めて、
逃げずに、がんと闘い、がんにうちかつイメージをつくることが大切。
悪いことは知りたくないと思っている人が多いようですが、
自分の体に起きていることを正確に把握していなければ、
ベストの闘いはできません。
闘うためには、きちんとした状況分析をして、三大治療法の
手術、化学療法、放射線治療を軸として戦略をたてるべきです。
…医師にお任せするたけでなく、自分の中にある
生きようとしている細胞に、この本で書いたいくつもの戦術を実践して、
活を入れてください。
…やるだけのことをして、あとは運に任せるのです。
緻密さといい加減さの両方を大切にしながら、
がんから逃げないことが大事です。」[pp.277]

第7条 ささやかな日々の営みをていねいに行う
「今、がんと言われ、希望なんか持てないと、気持ちが落ち込んでいるなら、
むずかしいことは考えないで、日々の営みをていねいに行うことが大切です。」

…どれも、病気にとどまらず普遍性がありそうな言葉。
(出典:『がんに負けない、あきらめないコツ』鎌田實2006、朝日新聞社)


友よ、たまには仕事なしで日本に帰っておいで。
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