海外にいる親友が検査で病気が見つかったらしい。
今週手術というから、今から本をおくっても間にあわない。
だからとりいそぎ、がんに負けない7カ条をご紹介。
くわしくは、末尾記載の出典をご参照ください。
がんに負けないための発想の転換7か条
―がんにならない、再発させない、再発しても負けないためのコツ―
第1条 闘い方を変幻自在にしよう
「がんの勢いが強く、拮抗した闘いのときには、
がんばって、がんばって闘い、時々ふーっと力を抜いて、
がんばらないときをうまくつくって、
長期戦になっても、へこたれないことが大切です。
…ときには、がんばらないふりをするのです。
闘わないような顔をして、がんと仲良くしてしまうのも手です。」
第2条 「がんばれない」とき、自分をダメ人間と思わない
「がんばるときは交感神経が刺激されて、
リンパ球が減って免疫機能が低下しています。
がんばる人のほうが、がんになりやすいのです。
ときどきゆっくりすることが大切なのです。
がんにならないためにも、がんになって、がんを克服するためにも、
ときどき、がんばらないことが大切なのです。」
第3条 つながりのなかでがんと闘う
「がんという病気は複雑だ。手術が終わっても、
再発させないよう臓器だけを治すのではなくて、
人と人、人と自然、体と心のつながりを大切にしよう。
いい人といい時間を持とう。嫌いな人と無理して付き合わなくていい。
免疫機能が下がるだけです。できるだけ自然のなかにいる時間をつくろう。
緑を見ることが大事。ペットもいいでしょう。森林浴や温泉もいい。
体にいい刺激を与えて、いい汗をかく。小説や詩を読む、音楽を聴く、
映画を観る…。心に栄養を与えてあげましょう。
/がん患者さんは孤立しないほうがいい。
…思いを吐き出したほうがよいのです。…」[pp.274-275]
第4条 希望を持ち続ける
「人の体の中には、
ナチュラルキラー細胞とか、がん抑制遺伝子といった、
自らを守ろうとする細胞や遺伝子が実際にあります。
希望がナチュラルキラー細胞を増やすといわれています。」
第5条 笑う
「免疫機能をよくするためには、希望を持つことと笑うことが大切。
…演じるのでもいいから笑うと不思議な力が生み出されます。」
第6条 逃げない。がんと向き合うこと。
「医師の説明をきちんと聞きましょう。事実を認めて、
逃げずに、がんと闘い、がんにうちかつイメージをつくることが大切。
悪いことは知りたくないと思っている人が多いようですが、
自分の体に起きていることを正確に把握していなければ、
ベストの闘いはできません。
闘うためには、きちんとした状況分析をして、三大治療法の
手術、化学療法、放射線治療を軸として戦略をたてるべきです。
…医師にお任せするたけでなく、自分の中にある
生きようとしている細胞に、この本で書いたいくつもの戦術を実践して、
活を入れてください。
…やるだけのことをして、あとは運に任せるのです。
緻密さといい加減さの両方を大切にしながら、
がんから逃げないことが大事です。」[pp.277]
第7条 ささやかな日々の営みをていねいに行う
「今、がんと言われ、希望なんか持てないと、気持ちが落ち込んでいるなら、
むずかしいことは考えないで、日々の営みをていねいに行うことが大切です。」
…どれも、病気にとどまらず普遍性がありそうな言葉。
(出典:『がんに負けない、あきらめないコツ』鎌田實2006、朝日新聞社)
友よ、たまには仕事なしで日本に帰っておいで。
今週手術というから、今から本をおくっても間にあわない。
だからとりいそぎ、がんに負けない7カ条をご紹介。
くわしくは、末尾記載の出典をご参照ください。
がんに負けないための発想の転換7か条
―がんにならない、再発させない、再発しても負けないためのコツ―
第1条 闘い方を変幻自在にしよう
「がんの勢いが強く、拮抗した闘いのときには、
がんばって、がんばって闘い、時々ふーっと力を抜いて、
がんばらないときをうまくつくって、
長期戦になっても、へこたれないことが大切です。
…ときには、がんばらないふりをするのです。
闘わないような顔をして、がんと仲良くしてしまうのも手です。」
第2条 「がんばれない」とき、自分をダメ人間と思わない
「がんばるときは交感神経が刺激されて、
リンパ球が減って免疫機能が低下しています。
がんばる人のほうが、がんになりやすいのです。
ときどきゆっくりすることが大切なのです。
がんにならないためにも、がんになって、がんを克服するためにも、
ときどき、がんばらないことが大切なのです。」
第3条 つながりのなかでがんと闘う
「がんという病気は複雑だ。手術が終わっても、
再発させないよう臓器だけを治すのではなくて、
人と人、人と自然、体と心のつながりを大切にしよう。
いい人といい時間を持とう。嫌いな人と無理して付き合わなくていい。
免疫機能が下がるだけです。できるだけ自然のなかにいる時間をつくろう。
緑を見ることが大事。ペットもいいでしょう。森林浴や温泉もいい。
体にいい刺激を与えて、いい汗をかく。小説や詩を読む、音楽を聴く、
映画を観る…。心に栄養を与えてあげましょう。
/がん患者さんは孤立しないほうがいい。
…思いを吐き出したほうがよいのです。…」[pp.274-275]
第4条 希望を持ち続ける
「人の体の中には、
ナチュラルキラー細胞とか、がん抑制遺伝子といった、
自らを守ろうとする細胞や遺伝子が実際にあります。
希望がナチュラルキラー細胞を増やすといわれています。」
第5条 笑う
「免疫機能をよくするためには、希望を持つことと笑うことが大切。
…演じるのでもいいから笑うと不思議な力が生み出されます。」
第6条 逃げない。がんと向き合うこと。
「医師の説明をきちんと聞きましょう。事実を認めて、
逃げずに、がんと闘い、がんにうちかつイメージをつくることが大切。
悪いことは知りたくないと思っている人が多いようですが、
自分の体に起きていることを正確に把握していなければ、
ベストの闘いはできません。
闘うためには、きちんとした状況分析をして、三大治療法の
手術、化学療法、放射線治療を軸として戦略をたてるべきです。
…医師にお任せするたけでなく、自分の中にある
生きようとしている細胞に、この本で書いたいくつもの戦術を実践して、
活を入れてください。
…やるだけのことをして、あとは運に任せるのです。
緻密さといい加減さの両方を大切にしながら、
がんから逃げないことが大事です。」[pp.277]
第7条 ささやかな日々の営みをていねいに行う
「今、がんと言われ、希望なんか持てないと、気持ちが落ち込んでいるなら、
むずかしいことは考えないで、日々の営みをていねいに行うことが大切です。」
…どれも、病気にとどまらず普遍性がありそうな言葉。
(出典:『がんに負けない、あきらめないコツ』鎌田實2006、朝日新聞社)
友よ、たまには仕事なしで日本に帰っておいで。