湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

『ゲゲゲの女房』の町:調布/鬼太郎と妖怪ギャラリー/深大寺温泉

2010-04-28 23:30:56 | 日記
このところ、骨きしむ感覚がふたたび。
今週はとにかく温泉かマッサージにいこう。
ココロ密かにそう決めていたら、さっそくチャンス到来。

ここは東京都調布市深大寺(じんだいじ)。
静けさただよう中をすこし歩けば深大寺温泉がある。

…はずなのだけれど、なんだか今までにない雰囲気。
頭上には横断幕まである。それもピンク(桜色か?)

この4月からのNHKの朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』は
ここ調布が舞台なのだとか。



「ゲゲゲ」の由来はもちろん
水木しげるさんによる人気漫画『ゲゲゲの鬼太郎』。
水木さんの妻・武良布枝さんの自伝がドラマ化されたらしい。

鬼太郎(きたろう)色がつよい深大寺の参道。



美しい新緑を眺めれば、樹上の目玉おやじと鬼太郎に遭遇。



歩道では等身大の鬼太郎とねずみ男が待ちかまえる。



妖怪ギャラリーで「水木さんと調布展」をやっていた。
せっかくなのでのぞいてみよう。



靴を脱いで二階へあがると、結構おもしろい世界が。
たとえば、ふすまには説明書つきの穴がちらほら。
ためしに「油すまし」と書かれた穴をのぞくと、



そこは「油すまし」の小宇宙。



日本全国妖怪マップもある。



鬼太郎や目玉おやじなど水木漫画の主なキャラクターは、
地域固有の妖怪とは一線を画し、最前列の海上にならぶ。



サザエの刺身をこよなく愛する身としては
サザエの妖怪はみのがせず、迷わずシャッターを押す。
その名も「サザエ鬼」。



水木さんによる「幸福の7カ条」も紹介されていた。



我が身をふりかえると、第6条だけはクリアしている気がする。
7分の1しか満たしていないようでは、幸福はまだ遠いかも。

妖怪ワールドの次は、霧雨にあらわれ清々しい深大寺。



境内をとおりぬけ、静かな木立のなかを散策してから
まちにまった「深大寺温泉ゆかり」へ。



ここの湯の源泉の名は「深大寺温泉 城山の湯」。
地下1500メートルからの天然温泉なんだとか。

泉質はナトリウム・塩化物温泉(等張性・弱アルカリ性温泉)。
浴用の適用性として挙げられていたのは次の通り:

神経痛・筋肉痛・五十肩・関節のこわばり・運動麻痺
うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性
病後回復疲労回復・健康増進・きりきず・やけど
慢性皮膚病・慢性婦人病

全12種の内湯と外湯があり、
とくに外湯は緑にかこまれたリラックス空間。
ゆっくり湯につかると心身ともに寛ぐ。

館内には無料休憩所のほか、
マッサージ、アカスリ、岩盤浴、食事処などもある。
途中でのんびりご飯休憩をとり、その後ふたたび温泉へ。

今度はいろんな湯船をまわって堪能したつもりだったけど
まだ全種類には至らなかった。
それでも、少なくとも凝りの一層目は、ほぐれた感じ。

湯といい環境といい、そうとうな満足度。
わたしにとって、深大寺温泉はパワー(回復)スポットかも。
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