『原発をつくらせない人びと――祝島から未来へ』(岩波新書)、
おかげさまで頑張ってます。
この間、
「熊本日日新聞」さんと「しんぶん赤旗」さんに書評を掲載していただきました。
熊日さんの書評は、Women's Action Network (WAN)の
「ちづこのブログ」にアップされたので、ウェブでも以下から読めるようになりました。
「原発をつくらせない人びと」がいる! ちづこのブログNo.41 (評者:上野千鶴子さん)
ちなみに、WANの「WAN的脱原発」には、
昨年12月15日のNuclear Free Now! 脱原発世界会議2で
女性と政治をテーマにグリーンピースとWANが共催したセッション
「原発ゼロへ女たちが手をつなぐ――日常のモヤモヤから政治へ」の報告が
アップされました。それは、こちらからどうぞ。
赤旗さんの書評は、写真で↓。
「島民の心底に自然への感謝みる」(評者:池上洋通さん)
ご講評・ご紹介いただけて、とてもありがたいです。
ぜひとも届けたいメッセージがあるから本を書くわけで、
ひとりでも多くの方にメッセージを受けとっていただけたら、というのは、
書き手として、いつも切なる願い。
そのうえ
祝島沖に上関原発をつくるための埋め立て免許が
昨年10月には失効するはずだったのに
ズルズルと(2013年2月7日現在)4カ月以上も失効が先延ばしされる事態に、
あらためて、ほとんど必死で、頑張らなきゃと、気を引き締めなおすこの頃です。
できれば皆さんも、まわりの方々に、いまいちど、
欲をいえば今回はもうちょっと頑張って、これまで声をかけたことがない人にも、
『原発をつくらせない人びと』をご紹介くださるとありがたいです。
終わっていない上関原発の計画、
その予定地の目のまえで30年以上あらがいつづける祝島の人びと、
原発をつくらせまいと現在進行形であらがいつづける祝島と周辺地域の人びと。
それらを知っている人が増えれば、
上関原発をめぐる動きにモノ申す人も増えることにつながるし、
上関に原発をつくらせまいとする人びとの声を無視できない状況もうまれやすくなる。
そして、
祝島をはじめ、原発をつくらせない人びとの粘りづよさや存在や経験を知れば、
おなじ願いをもっている日本や世界の各地の人びとも、さらなる勇気がでるんじゃないか。
そのために、すこしでも、拙著を役立てていただければ…。
よろしくお願いします!