湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

結果は「中り」:湘南のお魚亭

2010-11-11 23:57:30 | 湘南:食

トゥーティッキが仕事で湘南来訪。
しかも、湘南は湘南でも、わたしの住まいからかなり近い。

せっかくの機会だから、お勧めの地元の店へご案内させていただこう
…と思って予約の電話をいれると、なんと軒並み定休日だった。
そうだった、このあたりは週末が稼ぎどき。
だから週の半ばに休みをとる店が多いのだった。

仕方なくホテル内のレストランに期待してみたものの、
それもちょっとばかり不本意。
一縷の望み(?)を託してフロントで周辺のお店をいくつか尋ね、
あたりをつけて出かけてみる。
通りをあるきつつ店の様子をながめ、最後に一軒のお店に賭けた。

…内心ドキドキの結果は、「あたり」。

ここ10年以上も地元を元気づけている生シラスも、



カワハギの刺身も肝も、



鰯のすり身の大葉揚げも、



ボリュームよし、味よし。
これは、お酒がするする進むのが自然。



なによりわたしのツボにはまったのは、
近隣に住んでいるらしきお客さんが多いこと。
わたしがお店にはいったとき客はまだ他にいなかったけれど
すこしすると近隣住民とおぼしき客が一組、二組、三組とやってきて
湘南の平日夜の席を適度にうめていった。

なじみの客が多そうなのに、閉鎖的な空気を醸すこともない。
気だてのよさそうなおかみさんが
常連客も遠来の客も感じよく迎え、「本日のお勧め」をつたえ注文をとる。
奥では、息子さんと思しき板前さんが包丁をにぎる。
寡黙だけれど表情や姿勢が感じがいい。

気持ちのよさと美味しさが気にいって
帰り際にもらってきたショップカードには「お魚亭」の三文字。
たくさんのお魚を、ごちそうさまでした。

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