祝島の魅力は多岐にわたれど、
ここにしかないものを問われれば
なんといっても平さんの棚田だとおもう。
だからというわけではないが、
事情がゆるすかぎり一度は棚田へあがり
圧倒的な空と海を満喫するのが常。
この景色を眺めつつ食するお弁当こそ至上の昼食だとおもう。
しかも祝島で販売しているお弁当はかなり美味しいのだ。
せっかくだからお弁当の写真がないかと探してみると、
数年前に親友と棚田へあがった際に彼女が撮った写真が出てきた。
このときは、棚田で食べようと思っていたのに
かなり手前で…というか出発して間もなく…お弁当を拡げることになったけれど。
ともあれ、空と海と祝島弁当を存分に堪能するためにも
片道1時間強の山道を歩いてゆくのが楽しい。
鳥の声や虫の音がにぎわしいのも、
道中の色濃いみどりも、さりげなく感動的。
山道から眺める田ノ浦の景色も雄弁だ
(下の写真の対岸中央あたりが上関原発予定地・田ノ浦)。