湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

大原農園平飼いたまご&生わさびで蕎麦屋の味わい/「幹線」を思いしる

2011-01-08 23:56:42 | 食/おいしいもの
貴重な生鮮食材をセンパイ友達から分けていただいた。

このところすっかり手ぬき料理がつづき
料理は手軽が一番! と思ったりもしていたのが、
いい食材をいただくと料理のモチベーションが俄然たかまるから不思議だ。



写真でザルにのっているのは、なずな。
おひたしにしてポン酢でいただくと美味しい、と教えられ、
ちょうどあった柚子をしぼって食す。
…春の到来を身をもって感じる。

手前の生わさびは、ざる蕎麦でいただくことに。
さっそく鍋にたっぷりの湯を沸かして蕎麦をゆで、
ひさびさに鮫皮の山葵おろし器で山葵をすりおろして賞味。
…至福のひととき。

信州は伊那の
大原農園平飼いたまごもおすそ分けしていただいたので、





このスペシャル卵は玉子焼きで味わってみた。

…いつも「なんちゃって玉子焼き」なのに
今日はまるで蕎麦屋の玉子焼きのよう。
と思いながら、
そういえば最近は蕎麦屋へ行っていなかったと気づく。

北陸は、越前おろし蕎麦や今庄蕎麦に白山蕎麦など
あちこちにけっこう美味しい蕎麦がある。
まわりに蕎麦好きも多かったので外食といえば蕎麦だった。
珠洲への道中、よく輪島やぶ本店に寄ったし、
湯宿さか本の友だちが蕎麦を打ってくれる幸運なときには
山越えしていそいそと食べにいった。

ホームや駅構内の立ち食い蕎麦もよく食べた。
珠洲への道中は電車の待ち時間がわりと長かったうえに
日本海側の冬の寒さの厳しさは底深いので、
暖をとりながら時間がつぶれ、美味しいうえに駅弁より安い
駅の立ち食い蕎麦は、いろんな意味で重宝だった。

縁あってこのところ出かけることが多くなった
山口県の祝島へは、広島か徳山まで新幹線にのっていく。
東海道山陽新幹線の列車案内版をみると
10分とたたずに次の便がでる勢いで、本数がべらぼうに多い。
どうやって待ち時間をつぶそうかと思う余地もなく、
国の幹線として位置づけられるとはこういうことなのかと思い知らされる。

新幹線から在来線に乗りかえると本数はぐんと減る。
祝島へわたる定期船の船着き場について
船の運航案内をみればその数は日に3便、
JRの駅から歩ける柳井港と祝島をわたる数に限れば2便だ。

見過ごしてしまいそうに細かい、
なのにどうも引っかかる、事実のひとつひとつ。
忘れまい。
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