湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

被災の苦楽をまるごと記録:1000年の山古志

2009-10-23 10:25:08 | 応援告知

ポレポレ東中野の石川さんから
ドキュメンタリー映画『1000年の山古志』
のご案内をいただいた。

「楽しい事と辛い事が長い鎖のように結ばれながら、
その先端に自分たちは存在している」という言葉が、いい。
渾身の力作とみた。
ひとりでも多くの方と共有できたらと、以下にご紹介。

**********



2004年10月23日、新潟県を襲った中越大震災は
中山間地の山古志を崩壊させた。
「山古志へは、もう永久に帰れないかもしれない」
全村避難を強いられた住民たちは、
避難ヘリコプターからみる村の惨状に誰もがそう思った。

その震災から3年目の2007年。
山古志の人々は確実に復興を進めておこなった。
震災によって住民は様々な辛い選択を強いられたが、
住民の心の繋がりの強さや他の土地から届く多くの励ましの声は
住民たちに多くのことを伝えるのだった。

楽しい事と辛い事が長い鎖のように結ばれながら、
その先端に自分たちは存在している。

【解説】 
この映画は、『掘るまいか』のスタッフで送る、
山古志復興への一連の記録である。
震災が起こった年と同じく完成した映画『掘るまいか』は、
山古志の先人たちの手で掘りすすめた
手掘りトンネル・中山隧道の記録映画である。

映画完成後、山古志の文化や暮らしをテーマに
次回作の企画をしていた。その最中、突然おこった
中越大震災によって、山古志の惨状を目にした
プロデューサーの武重邦夫は、中越大震災を基点とする
ドキュメンタリー映画『1000年の山古志』を企画することを決める。

日本では過去に無数の地震災害がおきているが、
地震の様相と被害地の人々の精神的な苦悩や
共同体そのものの復活を丸ごと記録した映画が無かった。

我々はこの映画を山古志発、長岡市発、新潟県発の
日本全国・世界の人々への希望のメッセージであると考えている。

取材・撮影期間 2004年11月~2009年2月 

協力: 長岡市山古志の皆さん、新潟県、長岡市、
日本映画学校、防衛省、国土交通省/
特別協力:山古志災害ボランティアセンター、山古志住民会議
監督:橋本信一/プロデューサー

上映劇場■ポレポレ東中野(℡:03-3371-0088)
 10月10日~10月30日  他、全国順次ロードショー

公式ホームページ:http://1000yamakoshi.main.jp

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