湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

空をみあげて:2010祝島/室津のてんぷら&広島のあなご寿司

2010-11-06 23:57:10 | 祝島:風景

気持ちいい秋晴れの日、
祝島(いわいしま)の港ちかくのある小屋でビールをよばれた。

ストーブを囲みつつ飲んでいると
上のほうでカラカラカラと音がする。
見あげると、飛行機の群れ。



ぬけるように青い空を背にとびかう、
10機ちかくもあろうかという飛行機。
風をうけ、カラカラカラと心地よい音をたてて回っている。
一緒にビールをのんでいた漁師のNさんがつくったのだという。
船で沖へでる人の目に、飛行機はどんなふうに映るのだろ?

小屋の主は、ストーブのうえで天ぷらを焼くと
「たべなさい」と渡してくださった。
聞けば、これが「むろつの天ぷら」とよばれる特産品。
室津(むろつ)は、上関町でも本州側に位置する集落だ。

外側の天ぷらの薄い衣がカリッと焼けていて、
内側の魚のすり身のしっとり感と絶妙なコントラスト。

翌日、室津港のまえをとおったとき、2袋買ってみた。
1つは自宅まで大事にもちかえり、
もう1つは帰りの車中のお弁当の一品に。
初購入の「むろつのてんぷら」に敬意を表し、
このときのビールはプレミアム。



むろつのてんぷら、袋もかなりキュート。
「美味しい手造りの味 上関名物むろつのてんぷら」
つくっているのは、原田水産さん。



ちなみに、お弁当のもう一品は広島駅で買ったあなご寿司。



実は、帰路のお弁当にと思って
おにぎりを握ってもっていたのだけれど、
「広島駅で売っているあなご寿司も美味しい」と
ささやく連れの誘惑にあっさり負けた。

ここは、負けるが大正解。
室津の天ぷらと広島のあなご寿司とビールで
旅の疲れもふっ飛ぶような。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「エビで鯛を釣る」食卓:2... | トップ | いわいしま舞台のTV番組:NNN... »
最新の画像もっと見る

祝島:風景」カテゴリの最新記事