都内のエチオピア料理屋で
アフリカ関連プロジェクトの打ち上げがある日。
エチオピア料理との初対面をおもい、
昼すぎくらいから期待でそわそわ、わくわく。
胸の高鳴りは、晩のエチオピア料理への序章。
ならば、この際もう少し盛りあげてみる？
ということで、ケニアで買って冷蔵庫に保管していた
コーヒー豆を開けてみた。
いかにもアフリカ土産っぽい、袋のイラスト。
一番大きな象の絵があるあたりがケニアの位置だ。
赤道直下に近いものの国土の半分近くが
標高1000～3000メートル以上と高地が多い。
国境を接する国は、ソマリア・エチオピア・スーダン・
ウガンダ・タンザニア。エチオピアとの国境線が一番長いよう。
飲む分の豆をその都度挽くのがいいと承知しつつも
この春は忙しいと予想がついていたので手間を惜しみ、
挽いた豆を購入していた。
本領を発揮できないケニアンコーヒーにココロで詫びる。
せめてオーガニックの豆を選んで、
初のケニアンコーヒーに敬意を示してみたつもり。
やかんに湯を沸かし、ペーパードリップでコーヒーを淹れる。
うっとりする香りが漂う。
味見をすると
存在感があるのに尖っていない芳醇な味わい。
ダークチョコでもあればよかったけれど、
かわりに近所のパン屋さんのチョコ風味パンをそえて
「いただきます」。
