クロの話

２００９年８月３日、真っ黒い子猫を保護しました。

かなり飢えてはいたけど比較的元気で、体重は６００ｇ、オスでした。
その日は焼き魚・缶詰・カリカリ等たらふく食べました。
お腹がぽんぽこりんになり、歩くとお腹が床につくような感じで、ぐへっぐへっと
苦しそうな声を出しており、非常に反省して食事の量には気を配るようになりました。

「うちでは絶対に飼えないよ！」「里親探すからね！」と親に言われ、情が移らな
いように名前もつけませんでした。
（クロという名前は里親さんがつけてくれた名前です）

クロは抱っこが嫌いで、ひざには絶対に乗ってくれませんでした。
それでもうちに来て３日目くらいには、足元にすり寄ってくるようになり、とても
かわいかったです。
（奈子はスリスリしてきません）



元気によく鳴く子で、「にゃ～こ～」と呼ぶと「にゃーーー」とでかい声で返事を
してくれました。
（名前がないと不便なので、にゃ～こと呼んでいた。後の「奈子」の語源である）
朝の５時からお腹がすいた～～！と「「にゃ～にゃ～」叫んでいました。
カリカリをあげても「缶詰をくれ！」「焼き魚がいいの！」と見向きもせず鳴き続
けました。
君は野良猫出身だろう！　どこでそんな贅沢覚えたんだ？と不思議に思いました。
里子に出す予定の子猫に贅沢な食事を与えていると相手先に迷惑をかけるので、
カリカリを毎日あげていましたが、いつもいつもまずそうに仕方がなく食べていました。
（奈子は毎日ヒルズのカリカリをおいしそうに食べています）

動物病院に里親募集の貼紙をさせていただいて、３週間の保護期間を経て無事に
里親さんにもらわれていきました。

詳しいことは別ブログですが、里親さんに会ってきましたに書いてあります。

いい里親さんにめぐり合えたと思っています。
そして３週間猫を保護したことで、「飼って飼えないことないじゃん！」「大人に
なったら絶対に猫を飼う！」と心に誓ったのでした。



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