サバ奈子

むかし猫ブログ、いま趣味ブログ

有珠山SA

2025-01-26 08:23:29 | 日記

有珠山SA です。

展望台より

北の湘南と言われる伊達市の高台に位置するSA。

自慢の展望所では、活火山の有珠山をはじめ、昭和新山、遠望の羊蹄山までも眺望でき、山と海の壮大なパノラマを楽しめます。

外に出てみましょう。

歌碑があったので、撮ってきました。

噴火湾のこの黎明の水明り 室蘭
通ひの汽船には二つの赤い灯がと
もり 東の天末は濁つた孔雀石の縞
黒く立つものは樺の木と楊の木
  駒ヶ岳 駒ヶ岳

平成三年春日宮沢賢治詩噴火湾 文化勲章受章者金子鷗亭書

宮沢賢治 噴火湾(ノクターン)
宮沢賢治は大正年間に3回来道しているが、北海道の自然に大いに魅せられた。
1回目は盛岡中学五年生のときで。1913年(大正2年)5月、同校の修学旅行でやって来た。
2回目の来道は1923(大正12年)8月のことであったが、前年11月に最愛の妹(とし子)を結核で失ったため、その傷心をこの北海道の自然で癒そうと、勤務先の岩手県稗貫農学校の夏休みを利用して来道し、樺太まで足を延ばしている。この時、長編詩5編から成る「オホーツク挽歌」が生れたが、ここに書かれた詩はその1編「噴火湾(ノクターン)」の中から抜粋したものである。

金子鷗亭 書歴
1906年(明治39年)北海道松前町に生まれる。函館師範卒業後、昭和の巨匠比田天来先生(1939年没)に指示し、伝統的な書をふまえ漢字かな混じりの現代書である「近代詩文書」を提唱、以来書壇の第一人者として活躍している。
1948年には、毎日書道展を創設し、昭和の書の興隆に大きく寄与した。
また書の海外への普及にも積極的に取り組み、多くの海外展を開催している。
1964年には創玄書道会を創立、後進の育成にも意を注いでいる。
8月15日の終戦記念日に政府主催の全国戦没者追悼式の標柱を毎年(通算31回)揮毫している。
1987年には文化功労者に、1989年には北海道開発功労賞を、また1990年には文化勲章を受章した。

伊達市 道央自動車道有珠山サービスエリア(上り)

コメント
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