それぞれの旅立ち

今日、キジとシロがそれぞれの里親さんのところへ旅立ちました。

写真は天気が良かったので久しぶりに窓を開けたところ。
最近はめっきり涼しくなり、３匹を保護した９月２３日は最低気温８．９度を記録し、
チビたちが来てからは窓を開けることがありませんでした。



回虫の件については、電話でお知らせしたところ、キジの方は、「譲っていただけるだけで
ありがたいのに駆虫までしていただいて申し訳ないです。」と恐縮され、先住猫がいらっし
ゃるので延期した方がいいのでは？と言いましたが、「全然大丈夫です。先住猫も元野良猫
だったので駆虫経験済みですし、予定通りにお願いします」とのことだったので、予定通り
本日５時にお届けしてきました。

小学校低学年の女の子が２人と、幼稚園児の男の子の５人家族。
先住猫は２歳の三毛猫の女の子でした。

先住猫に「シャー」されましたが、奈子ほど激しいものではなく、すぐに馴れそうな感触で
した。
先住猫が「ポッキー」なので、さっそく子ども達は「クッキー」と名前をつけていました。

ほんわか暖かそうな家庭で安心しました。


（画像　シロちゃん、はさまっているよ。大丈夫？」の図）

シロは里親候補の方が直前でダメになり、キジのポスターを見て電話してきた方に、
「もう１匹いるのですが、見に来ませんか？」と昨日連絡したら、「明日見に行きます！」
と即答され、今朝の１０時に家族４人で見に来られ、「かわいい」を連発され、「回虫いま
す」と説明しましたが、先住猫がいないので、全く気にせずすぐにお持ち帰りしました。

お父さん、お母さん、高２の男の子とおばさん（？）の４人で来られ、動物は飼ったことが
ないけれど、家族で猫カフェに行くほど猫が好きで、「猫飼いたいね～」と話していた矢先
に、動物病院のポスターを見て息子さんが一目ぼれしたとのことです。

どうやら一緒に来られたおばさんが猫を２匹飼っているようで、「これから猫グッズ買いに
行くよ！私にまかせておいて」
「回虫？そんなの人間にだっているでしょ。（いるのか？）うちの猫も昔レボリューション
したわ～」と全然気にしていないようでした。

それより、「里子に出す予定の猫をわざわざワクチン接種に行かれたんですか！？」と驚か
れていました。
・・・義務だと思っていました。

シロはさびしがりやで、大人猫か人がそばにいないといつまでも鳴き続けるので、大丈夫か
と思いましたが、「おじいちゃん、いつも１階にいるし、暇つぶしになっていいよね」と言
っていたので安心しました。



子猫たちがいなくなり、さびしくなりましたが、奈子はマイペースで全く気にしていないよ
うです。

３匹の子猫を保護し、１匹ずついなくなっていきましたが、野良猫で生まれた彼らは、それ
が当たり前だと思っているのか、探す素振りも気にする素振りも全くありませんでした。

奈子もすっかりお母さんになっていたので、心のケアとか心配しましたが、離乳済みで親離
れする月齢の子猫でしたし、子離れ親離れはそれぞれ察しているような感じがしました。




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