白老町コミュニティセンターです。
玄関先に彫刻があります。
胸像です。
白老町名誉町民
正六位 勲五等
浅利義市
台座部分に牛のレリーフあり。
顕彰のことば
白老町名誉町民浅利義市氏は増毛町に生まれ長じて東京獣医学校に学び昭和13年
本町に胆振畜産組合獣医として赴任した。
昭和22年42歳で推されて白老町初の公選村長に当選し以来7期28年の長きに亘り、
村長、町長として本町の発展に全力を傾注した。
特に島根県より黒毛和牛を導入し農家の経営安定を図り、白老、登別漁港を築港
を漁民の生活を向上させ、ポロト湖畔にコタンを移設し観光地の声価を高め、
また大昭和製紙や旭化成工業の工場誘致に成功し町勢を躍進させる一方教育施設
を充実し、白老港の実現に努力するなど、その功績は数え切れない程多くに及ん
だのである。
当時全国でも数少ない町村の都市計画を策定し、上下水道工事に着手し町立病院
の充実を図るなど、今に至るまで町民の受ける恩恵は極めて大なるものがある。
白老町では昭和56年12月名誉町民の称号を贈り、その功績を永久に記念したが、
同年12月31日光輝ある障害を静かに閉じた。
今回氏の七回忌を期に有志一同で顕彰会を組織し浅利義市伝「根性」を出版し、
ここに胸像を安置し謹んで感謝の誠を捧げるものである。
昭和62年12月吉日
白老町名誉町民浅利義市顕彰会
会長 山本平雄
他 会員一同
もう一つ彫刻あり。
火山灰地
米坂ヒデノリ
寄贈 川田清 とのこと。
以前は、高橋房次先生像も一緒に展示されていましたが、今は白老アイヌ民族
記念広場に移設されました。
隣に白老町立体育館もあり、中ものぞいてみましたが、何もありませんでした。
白老町コミュニティセンター
白老郡白老町本町1-1-1
野外彫刻を扱っているサイトってなかなかないし、白老町を含めて、検索にも引っ掛からないことが多いので、なるべく情報を発信していきたいと思います。
白老にも米坂ヒデノリさんの彫刻があったのですね。
釧路市内で作品を見てきたので、すぐに分かりました。
「寄贈」とのことだけど、釧路から寄贈されたのかなと思ってしまいましたが。
こちらにお邪魔している影響で、私も最近、野外彫刻を見ると、作者名や設立経緯などが気になるようになってきました。色々調べてみると楽しいですよね。