サバ奈子

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靖国神社 その1

2024-05-26 07:51:56 | 野外彫刻

はとバスに乗って靖国神社に来ました。

小雨がちらつく寒い日でした。

右の燈篭(海軍)

大燈籠
ここに聳え立つのは高さ13メートルで日本最大級の大きな花崗岩製の燈籠です。
基壇部分のレリーフは社殿に向かって左側に陸軍、右側に海軍の日清戦争から満洲事変までの主な戦闘場面が各7面ずつ描かれています。
帝国美術院長 正木直彦(まさきなおひこ)の監修により、4人の彫刻家が制作しました。

日露戦争 第二回旅順港閉塞の広瀬中佐
小倉右一郎

日露戦争 日本海海戦戦艦三笠艦橋の東郷元帥
小倉右一郎

第一次世界大戦 地中海遠征の特務艦隊
吉田久継

上海事変 上海付近の空中戦
小倉右一郎

上海事変勃発 海軍陸戦隊
吉田久継

救護 日本赤十字社救護看護婦の活動
小倉右一郎

日清戦争 黄海海戦
吉田久継

左の燈篭(陸軍)

北晨事変 天津城の攻撃
畑政吉

日清戦争 広島大本営
畑政吉

昭和10年、現・富国生命である富國徴兵保険相互会社から奉納されたものです。終戦直後に撤去されそうになりましたが、レリーフを隠す工事を施して難を逃れることができました。
富國徴兵保険相互会社は1923年(大正12年)創業の保険会社です。
戦前は子息が徴兵された際に保険金が出る「徴兵保険」を扱う会社でした。

台湾鎮定 明治四十一年 警官隊の戦闘
畑政吉

上海事変 爆弾三勇士
斎藤素厳

満州事変 熱河長城攻撃
畑政吉

第一次世界大戦 装甲列車の戦闘
斎藤素厳

日清戦争 奉天入城式
斎藤素厳

桜をモチーフにした”さくら陶板”は、令和元年、靖國神社御創立150年記念事業に際して、英霊にゆかりのある各都道府県の土を用いて現地の陶工達により制作・奉納されたものです。
英霊へまごころをこめ、伝統の技によりつくられた陶板一枚一枚が慰霊の心とその継承を表現します。
”さくら陶板”により、皆様が本殿に御参拝戴く際の”みちしるべ”となるよう”慰霊の庭”と名付けられたこの地に建立されました。
(靖国神社ホームページより)

北海道のさくら陶板だけ載せておきます。

北海道河東郡と名寄市の土 南匡剛作

田中支隊忠魂碑

常陸丸殉難記念碑

日露戦争中の明治37年6月15日、陸軍輸送船「常陸丸(ひたちまる)」は近衛後備歩兵第一聯隊(このえこうび ほへいだいいちれんたい)を乗せ、満洲を目指して濃霧の玄界灘を航海していました。そこにロシアのウラジオ艦隊が突如現れ、常陸丸は猛烈な集中攻撃を浴びせられましたが、輸送船のため十分な反撃もできず、須知(すち)聯隊長は軍旗を奉焼し自決、1千余名が船と運命をともにしました。毎年6月15日、この碑の前で戦歿将兵ともども、常陸丸船長以下の陣歿した3名の英国人に対する慰霊祭が行われています。
(靖国神社のホームページより)

つづきます。


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