札幌市水道記念館です。
敷地内は公園になっており、水道管の展示などがあります。
ダクタイル鋳鉄管
K形 φ2600
札幌市水道局で使用されている最大の水道管と同じ口径の管です。
サルベージアート
改修前の藻岩浄水場で、ろ過洗浄関係に使用されていたものを展示用に
組み合わせたものです。
古そうなマンホール蓋もあります。
仕切弁
昭和10年製造
創設当時の浄水場で、使用していた仕切弁で水圧で開閉していたものです。
施設に隣接して展示もあります。
印籠(いんろう)継手(口径700mm)
この継手は、本市水道の創設期から昭和35年頃まで鋳鉄管継手の主流であった。
これは、ヤーン(麻糸の束)と鉛によって水密性を保つものである。
昭和12年から昭和57年まで第1導水管に使用された。
横型仕切弁(昭和9年製造、口径700mm、鋳鉄製)
このバルブは、藻岩浄水場構内の第1導水管に設置されたもので、昭和57年
導水管の改修時まで使用された。
立型仕切弁(昭和10年製造、口径700mm、鋳鉄製)
このバルブは、藻岩配水池の流入管に設置されたもので、昭和60年流入管の
改修時まで使用された。
ワンオバルブ(昭和11年製造、口径1000mm鋳鉄製)
このバルブは、旧海軍の艦艇用として使われたもので、本市水道では、昭和59年
まで藻岩取水場で取水量の制御用として活躍した。
水道管を切って作られた造形物もあります。
水道管は細いものから太いものまでいっぱいあるんだよってことですね。
札幌市水道記念館
札幌市中央区伏見4丁目
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