買い物公園を旭川駅に向かって歩いていくと、猫が迎えてくれます。
2番 サキソフォン吹きと猫
黒川晃彦
サキソフォンを吹く男
離れているけど、セットの作品です。
猫が好きなので、いろんな角度からいっぱい撮ってきました。
買い物公園のリニューアルの時に設置されました。
作品も2001年のもので新しいです。
1番 若い女
佐藤忠良
買い物公園のオープンを記念して北海道銀行から寄贈されました。
彫刻のまち の看板モデルです。
「若い女」シリーズは全国各地に散らばっているそうで、機会があれば
他の作品も見てみたいものです。
JR旭川駅をバックに記念撮影です。
4番 若い女・夏
佐藤忠良
70年代には現代女性の美を表現していると絶賛されました。
佐藤忠良は幼少期を北海道夕張市で過ごし、旧制札幌第二中学
(現北海道札幌西高等学校)に入学しました。
作品のモデルを務めた笹戸千津子は弟子。
笹戸千津子の作品は、旭川野外彫刻 A牛朱別川橋エリア その2 と
その3 に出てきます。
3番 希望
笹戸千津子
旭川信金の創設70周年を記念して制作されました。
各支店に子どもたちの彫刻があります。探してみてね とのこと。
探してみたい気はするけど、気が遠くなります。
旭川信金本店前です。
信金さんは朝の8時からATMが開いているし、他の銀行さんは3時に
窓口が閉まるけど、4時まで開いているし、地域密着型でたいへん
頑張っていると思います。
旭川市民文化会館です。
ここの駐輪場に自転車を置いて、彫刻は歩いて探しました。
12番 親和
高橋清
柔らかく素朴な印象で、見る人によって、恋人同士にも心の形にも
見えてくる石の作品です。
市民文化会館の彫刻2点は探すのにとっても苦労しました。
13番 青年像
新田実
旭川市役所前にあり、旭川野外彫刻第1号になります。
半世紀前に青年会議所の方の目にとまり寄贈されました。
旧グランドホテル(現 星野リゾート OMO7旭川)をバックに
記念撮影です。
せっかくなので、旭川市役所をバックに記念撮影もしておきます。
ここから市民文化会館の駐輪所に戻り、再び自転車で買い物公園を
めぐります。
買い物公園を抜けて、緑橋通りに向かいます。
すぐに見つけられました。
10番 橇の記
藤井忠行
北国の暮らしを支え、子どもたちの遊び道具として生活に根ざしていた
橇(そり)。
元気に雪原を走る姿を連想させます。
(ごめんなさい、できません)
次は市民文化会館に向かいます。
建物を2週して、「これか?」と思ったが、どうも違っていて、
なかなか探せずに苦労しました。
やっと噴水の中に発見。
11番 凍れる滝
志水晴児
市民文化会館のオープンにあわせて設置されました。
作者は噴水作品が厳冬の地に受け入れられるかと心配し、この名を
つけたそうです。
せっかくなので、旭川市役所をバックに撮ってきました。
旭川市役所もいつかなつかしい思い出になることでしょう。
思い入れが深いので、旭川大学情報ビジネス専門学校 をバックに
撮ってみました。
7番 手
木内禮智
買い物公園のオープンとともに4条に設置され、街中のオアシスとして
多くの方々が集い、シンボル的存在と言われました。
現在は買い物公園の起点、8条通りに設置されています。
駅側をバックに撮影。
噴水の中にあり、とても大きいです。
8番 石狩の夏
善本秀作
木彫作品をブロンズ化しています。(そんなことできるのか)
作者は旭川生まれです。
現在は富山県で仏像などの木彫りを中心に制作を続けています。
ごりょう公園にも作品があるとのこと。
行ってみたいけど、ごりょう公園ってどこだ?
こちらも旭川大学情報ビジネス専門学校をバックに記念撮影しておきます。
14番 婦人像・裸立
加藤顕清
7条緑通の最後です。
短い通りの中に、たくさん彫刻があって、見ごたえがあります。
今まであまり気にかけずに素通りしていたので、もっとたくさんの
人にじっくり見てもらいたいと思います。
冬は雪をかぶるのがかわいそうです・・。
6番 鳥人譜
一色邦彦
買い物公園に入りました。
まずロータリー方面に向かいます。
すぐに鳥人譜が迎えてくれます。
肩に乗っているのは鳩です。
少女ですね。
以前は7条緑通にいたんだそうです。
けっこう移転って大変そう・・。
地図をしっかり確認しながら進んでいたはずだったのに、
5番 開拓のイメージ 中井延也 を彫刻とは思わなかった。
はっきり言って撮り忘れたんだけど、「こんなオブジェもあったよ」
的なおまけのつもりで撮ってあった。
高さ21mのシンボルタワーで、買い物公園のオープンに合わせて
設置されました。
愛別町出身(旭川市の隣だね)で郷里に数多くの作品があります。
14番 婦人像・裸立像 加藤顕清
7条緑通の最後の作品です。
7条緑通はシンボルタワー以外、全部、加藤顕清の作品です。
このあと、買い物公園からロータリーに向かって進みます。
16番 男子座裸像 加藤顕清
旭川や深川では、加藤顕清を知らない人はいないくらい有名です。
私は知らなかったので、こういう鑑賞の機会ができて、よかったと
思います。
なんとなく野外彫刻がいっぱいあるな という印象はあったけど、
何の関心も持たず、旭川を離れるかもしれなかった。
7条緑通は石畳でできているクラシカルな並木道です。
15番 婦人増・着衣 加藤顕清
手がないのが不思議な感じ。
他の像はみんな手があるのに。
そろそろ7条緑通が終わります。
買い物公園にさしかかります。
69番 人間 加藤顕清
旭川に来た当初は、中原悌二郎記念 旭川市彫刻美術館 が工事中で
中を見学することはできませんでした。
思いがけず、旭川に5年もいることになってしまって、改装工事が終わり、
旭川野外彫刻たんさくマップを入手できたのです。
このわかりやすいエリア別マップがなければ、ブログネタにしよう!
なんて思わなかったので、めぐり合えてよかったと思いました。
当初はコンプリートは無理かなと思いましたが、地図を見れば見るほど
制覇できそうな気になってきたので、雪が降る前に全部回りたいです。
17番 思惟像 加藤顕清
思惟像は特にロダンの影響が窺えるアカデミックな作品と云う印象。
彫刻は絵画と違って、いろんな角度から楽しめるのが良い。
また点字の案内があるように、触ってもいいとのこと。
でもやっぱり触るのは躊躇します。
常磐公園から買い物公園まで行く通りの7条緑通には、旭川ゆかりの
彫刻家・加藤顕清の作品が設置されています。
70番 母子像 加藤顕清
加藤顕清は上川中学(現・旭川東高)を卒業し、古典的な雰囲気の
中に精神的深淵を象徴した人間像を手がけています。
中原悌二郎の作品を旭川にもたらすために尽力しました。
けっこう何度もこの通りは通っていますが、足を止めてじっくり
見たのは初めてです。
18番 人間像・青年 加藤顕清
買い物公園は自転車禁止だけど、この通りは乗って進めるし、
短い通りの中にたくさん設置されているので、さくさく撮れます。
作品は地図と照らし合わせて、撮り忘れのないように、確認しながら
進みます。
地図には彫刻の形状がわかるように絵がかいてあり、彫刻を探すのに
とても役に立ちます。
冬の間も雪をかぶってずっと外にいるんだな と思ったらちょっと
かわいそうになります。