後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ(ペーター・ヴォールレーベン/ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
著者はアカデミックな世界の住民ではなく、ドイツ独特の森林管理官という役職を勤め上げた人。ドイツ人にとっての森は、私たちが考える以上に生活に深く関わっているらしい。
動物行動学に興味があるので、ほぼ題名だけで選んだ本。
本書を貫くテーマは、動物にも人間と同じような意識や感情があるのか、というもの。日常的に動物と接していると、家族や友人のように感じることは珍しくない。が、著者は単に動物を擬人化するのではなく、最新のアカデミックな知見を多数引用しながら、自らの観測に基づく実感を踏まえて、アカデミズムが注意深く避ける領域へ踏み出していく。動物にも先駆的な機能があると論ずるだけでなく、時に独自の視点でこの世界を認知している様子を描き出す。その題材は、愛情、知性のひらめき、感謝、勇気、悲しみ、恐れなど多岐にわたる。
同じ著者の『樹木たちの知られざる生活』は、世界的なベストセラーで、同じ文庫で出ているらしい。この本は読み通すのに少し苦労をしたが、そちらのほうが面白いのかもしれない。
著者はアカデミックな世界の住民ではなく、ドイツ独特の森林管理官という役職を勤め上げた人。ドイツ人にとっての森は、私たちが考える以上に生活に深く関わっているらしい。
動物行動学に興味があるので、ほぼ題名だけで選んだ本。
本書を貫くテーマは、動物にも人間と同じような意識や感情があるのか、というもの。日常的に動物と接していると、家族や友人のように感じることは珍しくない。が、著者は単に動物を擬人化するのではなく、最新のアカデミックな知見を多数引用しながら、自らの観測に基づく実感を踏まえて、アカデミズムが注意深く避ける領域へ踏み出していく。動物にも先駆的な機能があると論ずるだけでなく、時に独自の視点でこの世界を認知している様子を描き出す。その題材は、愛情、知性のひらめき、感謝、勇気、悲しみ、恐れなど多岐にわたる。
同じ著者の『樹木たちの知られざる生活』は、世界的なベストセラーで、同じ文庫で出ているらしい。この本は読み通すのに少し苦労をしたが、そちらのほうが面白いのかもしれない。
いつも書籍のご紹介記事に感謝です。
中々読書する時間が取れませんが、
少しづつ読もうと思っております。
ありがとう御座います♫
さて、今しがた予約記事の途中で、
謝って他のキーに触れてしまいました。
直ぐに書き直すため削除してさせて
頂きました。
折角御訪問頂いたのに申し訳有りませんでした。
ちゃんと校正し直したものを明日の朝、改めてUPさせて頂きます。
本当に申し訳ありませんでした。
西風