少し偏った読書日記

エッセーや軽い読み物、SFやファンタジーなどの海外もの、科学系教養書など、少し趣味の偏った読書日記です。

私の少女マンガ講義

2021-07-10 07:00:00 | 読書ブログ
私の少女マンガ講義(萩尾望都/新潮文庫)

イタリアの大学での少女マンガに関する講義や、萩尾さんへのインタビューなどを取りまとめたもので、少女マンガの世界を理解するには、これ以上はない、という内容。

しかし、萩尾さん自身が書いているのはあとがきだけだったので、その点では期待はずれ。

本人が書いたものは、『一度きりの大泉の話』もあるようだが、私としては、『思い出を切りぬくとき』をお勧めしたい。

これは図書館で借りたが、文庫でも発売されている。代表作をバリバリ書いていた頃だから勢いがある。

萩尾さんのエッセーとしては、こちらが本命かと。




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