私の少女マンガ講義(萩尾望都/新潮文庫)
イタリアの大学での少女マンガに関する講義や、萩尾さんへのインタビューなどを取りまとめたもので、少女マンガの世界を理解するには、これ以上はない、という内容。
しかし、萩尾さん自身が書いているのはあとがきだけだったので、その点では期待はずれ。
本人が書いたものは、『一度きりの大泉の話』もあるようだが、私としては、『思い出を切りぬくとき』をお勧めしたい。
これは図書館で借りたが、文庫でも発売されている。代表作をバリバリ書いていた頃だから勢いがある。
萩尾さんのエッセーとしては、こちらが本命かと。
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