三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

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脱走猫の探し方 その1

2017-08-27 20:02:15 | 迷い猫の探し方
私は十数年、猫多頭飼いです。これまで自宅猫が脱走した経験は4回。
自宅猫が脱走すると、その日から食欲がなくなり、眠ることができなくなります。
愛猫が自分の管理下から外れることは、イコール死に繋がるという恐怖を持ち、
心配で眠ることができなくなるのです。4回の経験の後、自宅、飼育場所は完璧な脱走防止
対策を実施。牢屋と同じです。玄関2重ドアーは当然のこと、ベンランダも全て囲い、
絶対に猫が外に出ることのできない環境を作りあげました。それからは、脱走はありません。
10年に及ぶ地域猫活動中、多くの脱走猫の捜索もしてきました。一般にある情報と
経験から、考えついた猫を探す方法を書いていきます。ご参考になれば幸いです。


1、猫は自分で探すこと。捜索することをすぐに開始すること。
そのうち帰ってくるわ!の考えはダメです。
猫の姿が消えても3日間は自宅周辺に必ずいます。
ビビりな猫ほど、すぐに物陰に隠れ鳴きません。
ご飯も食べません。トイレもしません。移動もしません。


猫が脱走した初日にすること。

⚫️まず猫がいなくなった事を近所に知らせることが一番に大事。
面識がなくても、遠慮なしにピンポンして下さい。猫好きさんは意外に多い。
必ず協力が得られます。猫を見たらすぐ電話を下さいと、連絡先を
教えること。猫の特徴と電話番号を書いたチラシ(簡単なメモで可)作り、
不在の人にはポストに投函する。

⚫️猫の名前を呼びながら(小さな声で可)、飼い主さんが自宅周辺を毎日、
歩くこと。静かな時間帯(夜や朝方)に探すこと。昼間はまず出てきません。
飼い主さんの声に、猫は答えます。小さな声で鳴く時もあるし、
姿を現すこともあります。他人が名前を呼んでも、猫は反応しません。
動物探偵を頼む必要はありません!(費用が高額。捜索は自分できる)


⭕️とても大事なことを教えます。
猫は出た場所(窓やドアー)から戻ると言われています。
出た場所を開けておくこと。その成功率は高いです。
ただし、他に家猫がいる場合は、その猫が出ないように注意すること。
家猫をケージに入れて出た場所の近くに置くと良い。家猫の存在が分かると出た猫は、
そこが自分の家だと認識します。

⭕️猫が出た場所(自宅周辺)に、餌を置かないこと。置くならトイレの砂
(使用済がベスト。なければ未使用でも可)を数カ所に置くこと。
置き餌をすると、他の猫がすぐに集まります。他の猫とは野良猫なので強い。
強い猫は新しい猫を追い出します。戦うことのできない飼い猫は、野良猫に
その場所から追い出されてしまうのです。トイレの砂を家の周りに置くことで、
脱走した猫は自分の匂いを感じて、そこが自分の家だと認識して遠くに行きません。
猫は3日間、飲まず食わずでも死にません。大丈夫です。

猫は3日は自宅周辺にいます。お腹が空く3日後に動き始めます。
3日が勝負!すぐ捜索を開始した人の保護率は高い!
続きは明日!経験した成功例を書いてみます


私は猫に関して、ど素人だった時、飼い猫の三太郎が脱走しました。狼狽える中で捕獲の方法を考えました。
その時のブログです。
あれから10年、私は今、動物探偵より猫探しはプロですよ!

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