私が飼育する猫を分けると三つになります。
1、保護猫カフェ開店前に保護した猫たち(現在11匹)
2、保護猫カフェ運営中に保護した猫たち(現在22匹)
3、保護猫カフェ閉店後に保護した猫たち。(現在7匹)
10年前に保護猫カフェを開店した場所は、元はシェルターとして借りていました。1年ほどは、シェルター運営と譲渡会開催。後、クライドファンディングを行い、2年ほどのカフェ運営でした。丸3年、賃貸物件を借りていました。カフェを開いた理由は、シェルターでは収入は無いので、見学料金が取れる保護猫カフェに変更したのですが、猫の数ばかりが増え、閉店に追い込ました。2016年12月に閉店した時には、カフェの猫は80匹でした。自宅と事務所には各50匹ずつ。合計180匹。当時、数えるのが怖かったです。
賃貸契約では、猫の数は30匹と約束をしていたので、かなりの契約違反でした。追い出されても仕方ないことです。とにかくカフェ運営中の2年の間に、保護依頼が多くて、経費が収入の何倍にもなっていきました。当時、猫ブーム。有名になる度、依頼を断れなくなっていったのです。私にとっては地獄の3年間でした。60歳の時の事です。心身とも消耗しました。癌にもなります。本当に睡眠時間3時間で、活動していましたから。実は、ここ3年くらい、当時のブログを見ることができなくなっていました。見ると「あの子も死んだ、あの子も死んだ」の想いが湧き、苦しくなっていくのです。
最近、漫画家さんの取材を受け、猫活動の話を正確に伝えるために、ブログを読み直す時間が増えており、頑張って読む間に「あれ、辛さを超えたかな」と思えるようになりました。なんでも時間が解決してくれますね。もう10年です。取材は良い機会となりました。感謝です。一番好きなカフェの動画です。もう何度もブログに上げていますが、何度見ても可愛い。
王子ともぐもぐ
この動画の中に映る猫のほとんどが、もう死んでいます。
キジトラのモグモグは譲渡。王子は死んだ。映像に残る、お千代もランもスーも、あーちゃんも死んだ。そして、絶対に死なないと思っていた、黒猫デカチューが、9月12日に逝きました。大きな身体で貪欲な食欲。長生きするタイプと思っていたのですが、まさかの腎不全。6月に中程度の腎不全と診断されていましたが、急激に悪くなりました。また少し気落ちしておまります。歳ですね。悲しみを超える時間が、歳とともに長くなっています。でも8月に肛門腺破裂で体調を崩した、妹のグレコは、生き延びました。良かったです。
兄妹最後のツーショット(7月23日の写真)
バイバイ!デカ!良い子でした。
シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。
現在では90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定。
支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。
7月分(8月25日受取)は、211,584円でした。
シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。
フードやトイレ砂などの消耗品費は物価高騰により1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。