三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

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私が経験した抗がん剤の副作用 4(余命半年宣告されて1年)

2024-08-24 14:37:58 | 私の病気(胃癌)について

本日は少し嬉しいお知らせがあります。

8月20日に15回目の、抗がん剤治療を受けてきました。癌の大きさを確認するCT検査は3ヶ月に一度ですが、当日は3回目のCT検査で、結果は前回と同じく画像上の癌は消えたままでした。主治医はまたニコニコされて「オプジーボが効いている。」とおっしゃっていたので、思い切って質問してみました。

「先生!私は後3年は他の臓器への転移なく、元気に暮らせますか?」

先生は少し怪訝な表情で「福田さんは5年は大丈夫ですよ!」

私は唖然とした顔で「え?」

先生「さっき、福田さんと同じ経過の方が来ましたよ。オプジーボで5年以上、元気で生きておられますよ。」

私はまた「え?私も大丈夫なんですか?その方は何歳ですか?」

先生は「福田さんより少し上。まぁでも、他の病気で死ぬこともありますよ。」

私「交通事故もありますもんね。」

先生「え?」

変でしょうか?主治医とはフレンドリーな会話です。

癌の話だけでも深刻な話ですから、なるべく楽しい会話を心がけています。がんセンターには、本当に多くの患者さんが来ておられるので、患者一人に対する診察時間は長くても15分くらいでしょうか。私は数分で終わるように心がけています。細かい質問は、抗がん剤を入れている時間に看護師さんに相談しています。そうすると相談内容は主治医にも伝わるのです。

懐かしい写真を並べていきます。

昨年の8月末に吐血して、胃癌が分かりました。1年は早いです。ご心配をおかけしましたが、転移は起きないかもしれないと言われ安堵しています。この1年、多くの癌サバイバーの方の体験談を見聞きして怖かったのです。定期的に検査することで、転移や再発はすぐに分かり、次の治療である手術(あるいは抗がん剤)に進む事が、当然のように行われているので、検査自体が怖かったのです。3週に一度の血液検査の結果で、運命や生活が大きく変わるのです。猫の飼育を行う私にとっては、生活が変わる事は大変な出来事なのです。

主治医のおっしゃった「他の病気で死ぬこともある」ですが、抗がん剤治療を継続することで起きる副作用、合併症のことだと思います。私は、これからも治療を継続します。今使う薬が、癌を抑えているだけで完治はないので、その薬が効かなくなったら、他の治療法(あるいは違う薬)に変わります。長期に渡る抗がん剤治療では、何かしらの副作用が必ず起きます。  

それは、

1、目に見えない免疫力の低下(吐き気止めに使うステロドにより骨粗しょう症や白内障を起こす可能性など)

2、目に見えない体力の低下(倦怠感により横になる時間が長くなる。筋力低下により転倒、骨折の可能性など)

3、目に見えない予備能力の低下(思考能力、判断力、実行力、他いろいろ。一人で身の回りの事ができなくなる可能性など)

これらの事は老化現象でも同じですね。でも抗がん剤の副作用と老化が同時進行だったら、考えただけでシンドイ生活です。だから自分で低下を防ぐしか無い。体力も現状維持では落ちて行くだけなので、今より上げる努力。それをすることで、薬の効果も上がると信じています。とにかく後5年。生き延びます。この決意を書くのは多分、3か4回目。やはり副作用が怖いのです。抗がん剤は本当は止めたいのです。でも、止めてすぐに転移したら後悔するので、治療は続けます。こうやって書くことで決心しています。

私の胃癌を消してくれたオプジーボには多くの副作用があります。

↓ネットから抜粋しました。

免疫チェックポイント阻害薬の治療で起こり得る主な副作用は以下の通り

  • 間質性肺炎
  • 重症筋無力症
  • 心筋炎
  • 筋炎
  • 横紋筋融解症
  • 大腸炎
  • 重度の下痢
  • 1型糖尿病
  • 免疫性血小板減少性紫斑病
  • 肝機能障害、肝炎、硬化性胆管炎
  • 甲状腺機能障害
  • 神経障害
  • 腎障害
  • 副腎障害
  • 脳炎
  • 重度の皮膚障害
  • 静脈血栓塞栓症
  • 注入時過敏反応

以上ですが、これらの病気を日々恐れての生活を送ることは、精神的にかなりキツイです。だから考えない。自分ができるが対策を行い、病気になった時には速やかに対応する。そんな心構えでおります。頑張ります!

 

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