三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

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エイズの地域猫クロちゃん

2017-10-18 15:07:01 | 保護ねこを看取るとき
今年の8月に、自宅周辺で暮らす地域猫を保護しました。
痩せこけていて、たぶん今年の冬は越せないだろうと予測の保護。
昨日に死亡。2ヶ月半しか生きることができませんでした。







死ぬ前日まで食べてはいましたが、量は大さじ1杯くらいの少なさ。
好物の美味しいウエットだけしか食べなくなったのが1ヶ月前。
少しずつ痩せてきて、最後は安らかに眠りながら息をひきとりました。
全く苦しまない死に方です。多くの看取りをしましたが、
この死に方が一番、安らかな死だと思います。
無理やり保護してケージの中で看取ることが良いのか、
外で死ぬのが良いかどうかは分かりせん。猫は何も言わないので。
地域猫の看取りは、猫ボラの自己満足なのかもしれません。

まだカリカリを食べていた時のクロちゃん。
威嚇しなくなった頃です。安全な場所とわかると猫は落ち着きます。
ボロボロだった皮膚も回復した頃。




自宅周辺のTNRは十数年前に完璧に行ったので、
子猫がでることはありません。流れ猫は全て保護しました。
地域猫は、あと最後のオス猫がいるだけ。まだ元気な猫ですが、
このオスもエイズ陽性です。衰弱したら保護するつもり。
当時は手術の時に、エイズ白血病のウィルス検査を全ての猫にしました。
猫の寿命を計りたかったからです。
2歳以上は、ほんとんどがエイズキャリアで、オスは3年から5年で死にました。
メスは10年、大丈夫でした。と、言ってもメスは2匹だけでした。
データーというほどのものではありませんが、外で暮らす猫は
エイズで短命だというのが分かりました。

家猫のモカちゃん。エイズです。公園に捨てられていました。
今は4歳くらいかな。毛ずくろいができないので、たまに獣医さんで
毛を刈ります。何歳まで生きるかな。まだ食欲は旺盛です。
ベタベタの甘えん坊。公園に置いておくことはできない猫でした。


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