さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

「白州正子"ほんもの”の生活」を読む

2010年07月03日 | ◆本と雑誌

またもや

5歳息子が保育園で 

性質のわるーい風邪ウイルスに感染し、

4日間も高熱が続き、、、

ついに、またーーー私も感染

(もう、勘弁して!)

  

保育園って

保護者が働いているなどの何らかの理由によって保育に欠ける児童を一日ごとに預り養育することを目的とする通所の施設。(ウィキペディアより)

なのに、

保育園に通い始めたばかりの息子は、

次々と病気にかかり、

働く母としては、非常に困ります。

保育園に通っていないときの方が、

仕事ができたかも 

  

そんな愚痴はともかく、

私も昨夜から発熱し、、、

今日は現場監理をお休みさせてもらい、

おうちで休んでいます。

こういう時は、また大好きな本を読みます

建築関係の本は読みません~

あれこれ考えすぎてリラックスできないので。

  

今日は、

私の中で只今流行っている 白州正子さんの本を

読んでました。

「白州正子“ほんもの”の生活」(とんぼの本)

P1090723

  

この本の中で

「どうすれば“もの”がわかりますか」

という問いに対して、

白州正子さんは次のように答えています。

   

「白州正子“ほんもの”の生活」(とんぼの本)より抜粋

まず長い間それに付き合うこと。人のものを見てばかり、人に訊いてばかりはダメ。自分が“もの”と付き合うこと。それには身銭を切って買うことです。博物館で解説を読み読み、眺めているだけは、いつまでたっても“もの”はわからない。買う時には人の意見に頼らず、選ぶ基準は自分に置くこと。

  

“もの”の部分を、

私の場合、

“建築”或いは“古民家”

と言い換えて読むと

全く同感だと思うのです。

  

(しかし、建築は モノ=動産に対して、

建築=不動産 でありますから、

モノとして捉えるべきではないですね)

  

私の場合はー

身銭を切る どころか

はるかに身の丈を超えながら、

古民家を取得し、改修し続け

毎日、古民家と向き合ってます。

  

設計をしていて、いつも想うことは、

自分が目指すところの建物に、

やはり自分自身がとことん付き合ってみないと

わからないことがいろいろとあります。

  

いつも、目の前に、その“もの(建築・古民家)“がある。

雑誌や、設計手法など本でいくら眺めていても、

もちろん、知識・情報として得るものはありますが、

もう一歩、何かが足りない。

本当のところ、実のところ、

そこのところが知りたい

  

たくさんの知識を身につけたいと思う一方、

一つのことにじっくりと向き合いながら

考え続けたい

  

建築を取り巻く状況の変化が激しいからこそ、

ものの見方、舵取りをしっかりしていないと 

  

具合悪くて休んでいるのに

結局、建築のことを考えてしまう。。。

はぁ~

こういう時は大好きな陶磁器の写真や

庭の草花を眺めているのがいいのかも。

P1090719

こちらは、トイレに飾ってある銭葵。

やっぱりお花はいいなー

  

(k.m)

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

  

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする