今日は重要伝統的建造物群保存地区『海野宿』の
保護・保存の見直し調査に
信州大学の土本研究室の学生さんが
聞き取り調査に来ました。
昔の暮らしや家業などについての聞き取りをされましたが、
私達は2002年に、この海野宿の屋敷を競売で取得したので、
昔のことはわかりません。
でも、
私達も我が家の歴史を知りたくて、
登記簿からわかる範囲で調べたことや、
ご近所の方々から聞いた話など、
調査員の学生さんにお話をしました。
あとは、
屋敷内から発見された年代の確定できるもの
の話などもさせてもらいました。
[追記]
屋敷の中で、年代の分かるものは、こちらの井戸だけ。
『明治十五年 午一月建』
とあります。西暦でいえば1882年。
今から128年前の井戸です。
うちの屋敷内では、
付属屋の土蔵と
主屋につながる上雪隠
などを見直し保存対象建物として欲しい旨を伝えました。
そして、今週の土曜日には
見直し調査の報告会の開催が予定されております。
とにかく、
荒れた屋敷と建物ですが、
保存対象として残していく責務があると思っておりまして
補修費も 本当は頭が痛いのですが
人生をかけて
保存していきたいと思っております