『三峯の灯篭』の順番が私達の家に廻ってきました。
天明四年(1784)に海野宿で大火があり、
そのためかどうかは解りませんが、
この灯篭が街道筋の家々に順送りで廻ってきます。
灯篭には、
正面に、「三峯神社御燈明」
右側には、「家内安全・火乃要慎」
左側には、「五穀豊穣・商売繁盛」
と書かれてありまして、
昔から受け継がれてきたようです。
順送りに回ってきた灯篭に
火を灯して祈願するということなのでしょう。
ですけれども、
和紙と木で出来た灯篭に火を灯すというのは
逆に火災になるのでは
と心配になります。
ですので、
風の強い日は灯さないようにしています。
今日は風が無かったので
蝋燭に火を灯しましたが、
海野宿の街道は夜になると、
ものすごーいスピードで
街道沿いを車が通るので
その風圧で灯篭が倒れるのではないかと
冷や冷やします。
灯篭の灯を見たら
車を減速するくらいの
ちょっとした気配りが
ドライバーには欲しいものです。。。