さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

幻のイチゴ発見か?!

2011年07月16日 | ◆おいしいもの

我が家には雑草のように

野生化したイチゴが沢山生えてまして

毎年ジャムにしています。

 

  

過去のジャムの記事↓

2011.6.15 ジャムジャムいちご♪

2010.6.06 休養中。。。

2009.6.07 みんなで天然おやつ♪

  

我が家の定番となっている自家製イチゴジャム。

今年はたくさん作ったので

うちの所員nanaちゃんにも

分けてあげました☆

 

nanaちゃんは、本当は、

あまりジャムは好きではないのだそう。

  

よく普通に市販されているジャムには

ゲル化剤が添加されているので、

どうもそれが苦手なようで、

あまり好んでジャムは食べないそうなのです。 

 

そんなnanaちゃんですが、

nanaちゃんにも食べれるジャムがありまして

以前に、nanaちゃんからそのジャムを貰ったことがありました。

そのジャムがこれ↓

P1130041

無添加の自然ジャムです。

寿高原食品の自然ジャム↓

http://www.kotobuki-hfc.co.jp/product/shizen.html

P1130029

 

実は、このジャムを製造している寿高原食品さん

nanaちゃんの親戚

なのです。

(わぁ~すごーい)

     

nanaちゃんから頂いた寿高原食品さんのジャムは、

果物の素材が丸ごとゴロゴロと入って、

サラサラ~したジャムでした。

P1130039

   

  

そこで、我が家でも、

寿高原食品さんのようなジャムを

nanaちゃんの好みに合うように作ってみよう!

と、張りきって作ってみたのです

  

P1150621

お砂糖は少なめにして、(でもしっかり煮詰めて)

サラサラな仕上がりの、

ちょっと酸っぱいイチゴジャムが出来あがりました。

(とにかく、うちのイチゴは酸っぱいのです)

  

こうして出来あがったジャムをnanaちゃんに分けてあげましたら、

nanaちゃんのお口にも合ったようで

(やった!)

nanaちゃんったら、あげたジャムを

なんと

親戚の寿高原食品さんへ

持って行ったそうなのです。

(なんでまたっ そんなこと~ )

   

そうしましたら、

寿高原食品さんの社長さんが、

我が家の自家製ジャムに

「反応した」そうなのです。

    

えええ??? なんで?なんで?

どうして???

   

社長さん曰く、

このイチゴは

もしかすると

社長さんが長い間探し求めていた幻のイチゴでは?

ないのかと。

   

えええええーーーー

どういうこと?

どういうこと?

(興奮気味なワタシ)

   

聞くところによれば、

信州には、

御牧(みまき)いちご という品種があるのだそう。

でも、この品種のイチゴは

今はもう、見ることがなくなって

社長さんが探し求めているそうなのです。

   

とりあえず、ネットで調べてみると

信州の伝統野菜の中に、

「御牧いちご」がありました!

   

長野県公式サイト web site 信州 より抜粋 ↓

御牧いちご

【来歴】

御牧ヶ原一帯は明治初期からいちごが自生していたといわれ、全国的にも早い時期から栽培が行われていた。その後大正時代に加工いちごの栽培が盛んになり「いちご平」という地名も残った。

【食文化】

酸味が強く独特の香りを持ち、明治時代よりジャム加工に利用されている。ここで、日本で初めての缶詰イチゴジャムも作られた。

【品種特性】

寒さや病害虫に強い。果実は柔らかく小粒。酸味強い。ジャム加工に適した品種

 

この説明文を読むと

我が家に自生?していたイチゴの特徴に

似ています。

とにかく酸っぱくて、確かに寒さと病害虫に強い!

 

説明文中にある「いちご平」は、

では、どこなのかと

こちらもネットで調べてみましたら、

(私はまだ信州のこと良く知らないのです・・・)

 

JA長野県の「長野県のおいしい食べ方」に記載がありました。抜粋↓

日本のイチゴ生産のはじまりの地

こもろ布引いちご園は信州でも雨がすくなく風光明媚な浅間山麓、千曲川と鹿曲川の渓谷に挟まれる標高800メートルほどの広い丘陵である御牧ヶ原台地にあります。名前の通り、奈良時代末に馬を朝廷に献ずる勅旨牧(御料牧場)に指定された土地なのですが、そこはまた、知る人ぞ知る「日本でいちばん最初にイチゴ生産がはじまった地」とも言われています

小諸市と東御市の境付近には、現在も「いちご平」というバス停(写真右)がぽつんとあり、明治時代にこの地にイチゴが群生していたという記録もあるとか。

やがて御牧ヶ原の開拓がはじまり、大正時代にかけてこのイチゴが脚光を浴びました。小諸市周辺では製缶技術が発達していて、ジャム専用のイチゴ栽培が定着し、最盛期の昭和初期には数十ヘクタールに及びました。

 

ということは、海野宿の我が家に

この御牧イチゴが生えていても

地理的にも、不自然なことはないじゃないですか!

(かなり、興奮気味なワタシ)

 

しかも、我が家は競売で取得した屋敷ですが、

前所有者は屋敷を、まぁ、なんていうんでしょうか

手入れを殆どしていなかったとみられるので、

そういう意味では、

昔のものが(植物も)、そのままである可能性も

あるわけで・・・

   

むむ!

キャー 幻のイチゴだったら

どうしましょうーーー

これはやっぱり、商品化?!

(と、アホなことを考えてみたりする)

    

寿高原食品の社長さんが、

うちのイチゴの親株を調べてみたい

ということになりまして

昨日、nanaちゃんにイチゴの親株を分けてあげました。

    

さあ、どんな結果になるでしょうか!

楽しみです!!!!

   

きっと、普通のイチゴでした、

というオチになるんだろうな、

と思いつつも、ワクワクします

 

【追記】

「いちご平」というバス停がどこにあるのかを調べまして

買い物ついでに見てきました。 

P1150922_2

この辺りに、昔むかし、イチゴが群生していたのでしょうか。

東御市と小諸市の、ちょうど境目付近にバス停はありました。

P1150923

P1150920

 

海野宿から「いちご平」という名称の残るこのバス停までは

それほど遠くはないし、

やっぱり

うちのイチゴは、

「御牧イチゴ」だったりしてー☆

(なーんて 調子に乗り過ぎかしら)

   

  

 

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