長野市の古民家再生工事の現場です。
先週末、
お施主さんと一緒に
壁用の杉板材の塗装を行いました
まずは
塗料を古色に調合します。
2色を現場で混合して色を作ります。
(調合の配分は ヒ・ミ・ツ )
お施主さんご家族も興味津津☆
端材に試し塗りをして
色味を確認してもらいます。
塗料は、ドイツのクライデツァイト社とプラネットジャパンの
共同開発によって生まれた100%植物油と植物性ワックス
を使用した純・自然塗料の
を使用。
杉板。
壁に張られる前に塗ってしまいます。
平部分だけでなく、
実(サネ)部分や、小口も
丁寧に塗ってもらました。
(お母さんチーム☆)
(お父さんチーム☆)
4mの長さの杉板が36束(1束7枚入)
全部で252枚!塗ることになります
みんな 頑張って~
って
私達も手伝おうと思っていたものの
職人さん達との打合せや
照明器具の位置出し、
コンセント位置、
換気扇のパイプ穴あけ位置の指示など
で
結局、この日は手伝うことができませんでした
もちろん、翌日の日曜日は
ガンガン手伝いまして
2日間でなんとか36束(252枚)
皆で塗り終えることが出来ました
良かった~
お施主さんのお子さんは
男の子3人いらっしゃるのですが
(園児、小学生、中学生)
みな、本当に元気いっぱいで
子供たちを 放牧?! するために
古民家で暮らすことを選ばれた(?)そうで、
(もちろん、アレルギーのこともありますが)
古民家の廻りで
我が7歳息子も交えて
ぐるぐる遊びまわっている子供達の姿を見ていると
なんだか昭和時代?に戻ったような
そんな感じを受けました。
途中、スコールに遭い
職人さん達も我々も、建物の中に避難していたのですが
中学生のおにいちゃんはー
雨樋の水と戯れていました☆
すると
お母さん、
「あの・・・ 雨樋、あのままでもいいです。。。
ちょうどシャワー代わりにもなるし」
「えぇっ 」
あは
そういう
現代人が忘れてかけているような
おおらかさ
素敵です!
まあ、そう言われましても
一応、雨樋は直しますけども。
こうして、週末を使って2日間に渡り
お施主さんご家族に塗装をしてもらったわけですが、
Kさんの家づくり
現場の風景
塗装をした経験
そういったものが
子供達の記憶に
どのように残るのかな~
と
私は、それが楽しみなのです。
自分の家づくりに実際に携わることで
家は創るものだということ
子供達に
少しでもいいので
感じてもらえれば嬉しいなと
思ったりします