ブログを書く時間がなかなか取れず少し間が空きました
しかし、日常的なことや些細な事は
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荒れた我が屋敷の隅っこで
咲いていた黄色い花。
これはなんていう花なのかしら?
調べてみるとヤクシソウという植物のようでした。
名前の通り、薬効もあるようですし
食べることも出来るみたいです♪
我が家にはこうして知らず知らずのうちに
自然に生えてくる植物が色々ありまして
雑草と言ってしまえばそれまでですが、
山野草と言えば風情もあるし、
荒れている屋敷ですけども
案外面白いものです
(単に手入れをしていないだけなんですけども、物は言いよう~ってことで!)
さて、このところ、7月に続きまして、
またもや?お問い合わせが多くなりまして
今の時点で設計のお問合せ頂いても
設計期間、そして施工期間合わせて考えて
消費税UPは避けられません!
ですが、
お問合わせ下さったお客様方々は
それは承知のご様子。
(ほっ)
ですので
消費税UP前の駆け込み需要ではない
ということです。
世の中の景気や社会情勢にに殆ど左右されずに
細々と設計人生を送ってきた私共ですけども、
ここへきてお問い合わせが続くのは
何故なんでしょう???
不思議です。
特にSEO対策をしたわけでもありませんし、
雑誌に掲載されたわけでもない。
当然ながら広告を出したわけでもないのですが。。。
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少し前のことですが、
現在進行中の上田の古民家再生のお施主さんと
お昼をご馳走になりながらお話をしていた時のこと。
何故、私共に設計を依頼したかというお話になりました。
(ドキドキ)
↑写真は只今改修工事している上田市の古民家で蚕室だった部屋。
現在は物置になっていましたので
片付けて清掃した後の写真です。
こちらの古民家には現在
お母様がお一人で暮らされていますが、
受け継ぐことになる息子さんがお施主さんとなり
お母様とこれから同居をするために
今回の改修工事を進めています。
もちろん、ご結婚されていて
奥様は私と同い年
そしてお子さんは、
設計のご依頼当時はお一人だったのが
設計期間があまりに長かったためもう一人増えまして
今はお二人のお子さんが居ます
(これがまた可愛いのだ~!)
このように
子育て真っ最中の同世代のお施主さんからの
設計依頼だったわけですけども、
さて
どうしてご依頼下さったのかということについて
改めて聞いたことはありませんでした。
(恥ずかしいですし、聞くのがちょっと怖かったりして・・・)
今まで何度も改修されてきた古民家ですから
工務店や大工さんに直接改修工事をお願いするということには
経験的に慣れていらっしゃるお施主さんご家族です。
なのに、敢えて
「設計事務所」に家づくりの門を叩くということは
やはり、本当のところ、
敷居が高く感じたそうなんです。
(やはり、そう感じるものなんですね。
最近は設計事務所もコンビニ並みに沢山あるので、
そんな時代ではないのですが・・・)
その敷居が高かった設計事務所、
そして、設計事務所がどういう役割を持っているのかも
よく分からなかったというお施主さん。
なのに
何故ー?!門を叩いて下さったのか。
(って、門というような門も無い事務所ですけどもね。
ついでに看板も表には出してないし!)
それは、私にとっては思いがけない理由でした。
なんと
古民家再生をやっている女性の建築士だったから
というのです。
へっ?
そう、
代表設計者が女性だったから、
そして古民家再生やっていたから、
だったそうなのです。
これには正直、驚きました!
私は、女性建築士であることを意識して
それを売りにしたことはありませんでした。
(まあ、ブログ村のカテゴリーの中では
女性建築士にエントリーはしていますけども)
私の設計事務所としての売りは
実際に古民家を取得して生活するものとして
設計者としてだけではなく、古民家生活者として
両方を経験していることを強み
にしているつもりでした。
ハイ
なので、
女性建築士だから、とか、
主婦目線とか、
子育て経験者目線とか、
収納計画とか、
いわば、
女性向けなアピールはしていませんでした。
ハイ
あくまで
古民家生活者目線。
そこが最大の売り!
ところが、
そこにプラスαで、「女性だから」
が付くとは思いもよらずで
でも何故、女性であった方が良かったのか
をお聞きしましたら、
ご主人様は、お嫁さんである奥様に
古民家の改修に興味を持って欲しかった
というのです!
そのためには、同じ女性の方が
いろいろ相談にも乗ってもらえるし、
ということだったらしいのです。
そうか、そこだったのか
と
目から鱗状態。
要するに
古民家に嫁ぐお嫁さん目線に添える建築士ってところで
女性である、ということも、
一役買っていたということだったのかと
始めて気が付いた次第です。
私自身が新規古民家生活経験者でもあるし、
お嫁さんの始めての古民家生活への心配な気持ち等
に配慮しながら計画してもらえる
という期待もきっとあるのかもしれません。
これが工務店のおじさんだったら、と考えると
確かに
私がもしお施主さんだったとしても
女性側としては共感は得られにくいかなって思いますね。
うん、うん、確かに、確かに。
(工務店の男性陣には申し訳ありませんが)
なるほど、
自分がどのようにお客様に映っているかということを
なかなか客観的に知ることは出来ないのですが
今回、このようなお話を聞かせて頂いて
自分の立ち位置を改めて見直すいいきっかけになったように思えます
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実は最近、お問い合わせのあったお客様も
同じ事を仰ってました。
やはり女性で生活者目線であるから
と。
そっかー
そこなんですね。
自分ではあまり気づいていなかったです。
生活者目線を忘れないようにと意識はしていますが
女性ってところは・・・
こちらのお問い合わせについても
来週、古民家を拝見に伺う予定にしています
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更にもう1件、お問い合わせがありまして
こちらは私と同じ年のご夫婦でした
これから不動産の取得をするとのことで
事前に古民家を見て欲しいというものでした。
そういえば、
今年お引き渡しした長野市の古民家再生も
ご夫婦揃って私と同じ年でしたし
やはり古民家を取得する前からお問合せを頂いていた案件でした。
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他にもお問い合わせが続いておりまして
ともかく零細事務所でありますから
一度にたくさんの仕事を引き受けることが出来ず
タイミングの合う方のお仕事を
お引き受けするしかないのですが、
このさいふうさいブログを読んで下さって
お問い合わせ下さる方、
最近では
フェイスブックも手伝って?でしょうか
フェイスブックからお問い合わせ下さる方、
が増えているように思え、
有り難いことだなぁと思います。
問題は、
こうして期待してお問い合わせ下さっているお客様の
ご期待になかなか添えない(すぐに対応出来ない)事を
なんとかしていかないと、
と焦りもありますが
出来ることは頑張ってやって参りたいと思います