さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

ショールームでタイルの確認

2013年10月12日 | 現場7~上田市 蚕室造り民家の改修

上田市で現在進行中の古民家改修工事。

さて、そろそろ内装の色などを

決めていかないといけないのですが、

次の打合せではタイルを

決めようかと思っております

 

今日はショールームへ行ってきまして

ずうずうしくも

お施主さんが選ばれたキッチンの扉の面材と

私が持参したタイルの見本とを

実際に照らし合わせて

色や質感の確認をしてきました

P1030020

 

こうして扉と合わせてみても

実際にタイルが接するのはカウンターなので

カウンターとも合わせてみようと思いましたら、

私が写真を撮れるようにと

ショールームのスタッフの方が2名がかりで

タイル見本と扉見本を押えて下さいました

(ご協力有難うございました!)

 

P1030013

艶の感じが面材と近いので

これが一番いいかな~

 

   

P1030016

こちらは大理石っぽい感じで

落ち着いていていいかも。

しかし、少し壁面が暗くなるかな。 

 

  

P1030018

こちらも大理石っぽいタイルで

少しピンクがかってます。

我が家の台所のタイルと同じで

以前、お施主さんはこんな感じもいいねー

と仰って下さいました。

どうでしょうか。

面材よりもタイルの方が

ちょっと重たい感じになってしまうかな?

 

何種類ものタイルを候補に選んでいたのですが

やっぱり実際の面材で確認してみると

合うタイルは自ずと絞られてきます

カタログだけではどうしても

質感は確認出来ませんので

出来るだけ実物のサンプルを取り寄せたり、

お借り出来るものは借りたりもしまして

慎重に取り合わせを確認します。

  

あとトイレのタイル候補を

うちの仮設事務所の腰板に合わせてみました。

P1030026

上田の古民家は

「赤松の家」というテーマにもなってます。

上田地域では杉が育たず

赤松が主要な材料として用いられていたと、

お施主さんのお母様から教わりました。

ですので

床材と腰板も松か赤松で行きましょう!

となりました

おトイレの床は今回はタイルにしましたので

タイルと赤松の腰板の兼ね合いを確認。

(うちの事務所の腰板は杉板なので

手前に赤松の板も置いてみてます)

   

 

さて明日は打合せなのですが、

まだもう1つ、検討事項がありまして

(茶の間の照明)

計画時からずっと難問で

やっといい解決案が出来た!

と思ってたのに、、、

  

やっぱり古民家の改修は

事前にいろいろ調査して

予測を立てて

あちらが立てばこちらが立たぬを

なんとか上手く折り合いがつくように

案を絞り出すのですが

  

それでも

甘かったところが

  

ここどーするんだっ

てところが。。。

  

そこに梁があったのねー 

そーよねー

分かってたハズなのに

あぁ。。。

 

ちょっと甘かったなぁ。

がっくし

  

天井を張る前に解決案を考えないと!

  

ということで

さて

これからもうちょい

悩みますかね

  

  

追記:2013.10.13

   

タイルが決まりました~

P1030027

こうして一つ一つ、物を決めるのは

お施主さんにとりましても

なかなかエネルギーの要ることだと思います。

奥様には、サンプルのコーディネートに

積極的に参加して頂きまして

楽しいタイル選びでした♪

 

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