長野市の土蔵再生工事。
追加工事やいろんな事情により、
工期が2ヶ月以上も伸びてしまいましたが
やっと仕上がって参りました
只今、残っている外回りの工事をやっております。
下水道接続工事が、これまたなかなか大変で、
敷地が道路よりも2m弱も低く
しかも掘る距離が長く
3m近くも掘らなくてはなりませんでした。
外壁やポーチ廻りもどんどん仕上がってきました。
ポーチと玄関は、たたき風の仕上げ。
左官屋さん考案もの。
今後もこの仕上げを採用すると思いましたので
施工中にサンプルも作ってもらいました☆
外壁は
既存のまま の予定でしたけれども
塗り直すことになりました。
再生工事やリフォーム工事では
工事を進めて行くにつれて
既存部分の汚れや痛みが
あちこち 気になってきて
ついでに直したくなる
ということが良くあります。
今回はお施主さんが自分で外壁を塗る
ということで進めておりましたが、
工期・工程的に難しかっため
プロにお願いすることになりました。
プロにやって頂くということは
増額工事になってしまいます。
なんとかそこは少しでも抑えたいということで、
漆喰塗を予定していたところを
塗装に変更することに。
こんな感じに仕上がりました。
窓枠は黒塗装です。
元々この土蔵は黒い塗装で大戸廻りや破風など
塗装されていたので、
それに合わせる形で、窓枠を黒にしました。
なかなか重厚な感じで格好良くなりました
窓枠については、
土壁を残しながら、サッシを新設したので、
その取合部分をきれいに納めるためにと、
土蔵の意匠として
窓枠を回したわけなのですが、
窓枠の下地施工風景↓
手間がかかります。
故に、それなりにコストもかかりますので、
設計では漆喰を塗りこめた窓枠にしておりましたが、
工事金額を調整する必要があり
(増工がいろいろあったので)
漆喰塗を中止して
黒い塗装で窓枠を仕上げることになりました。
さて、やっと外の足場も取れ
あともう少し!
現場の皆さんに頑張ってもらいましょうー