十数年前に設計をさせてもらった民宿。
竣工してから10年が経ちましたが
この度、家具を新調することになりまして、
先々週くらいにご提案をしました。
(何年経っても、こうして設計させてもらった建物に
携われるということは、とても嬉しいことです。)
こちらのお部屋↑に新しい家具を入れます。
10年間、民宿を経営されてきて
今までは、お手持ちの座卓を使用されていましたが、
今回、椅子式にしたい
ということで
ご提案することに。
家具は使用頻度により、結構、痛みますから
(店舗ならなおさらです)
出来れば、無垢材の家具をオススメしたいと思いまして
(無垢材や張り物のテーブル板の見本)
ご予算と用途に見合い、
且つ
お部屋の雰囲気に合う家具を
いろいろと探しました。
当初の設計図では
3台のダイニングテーブルセットの配置を
予定して、図面を描いておいたのですが、
実際には、お施主さんお手持ちの家具
6人用座卓2台で
やりくりされていました。
この10年間、経営されてきて、
食事の出し方など、
困っていたことがあったようでしたので、
その内容を伺いながら打合せしまして、
結果、
設計当初、予定していた通りの
テーブル台数及び配置になりました
設計図は、
設計図を通して
「予測できること」が
一番の目的だと思っています。
部材部材の納まりであったり、
工事金額であったり、
暮らしであったり、使い勝手であったり、
その他、いろいろありますが、
そのために
「正確な」設計図を描く。
そうすれば、ある程度、正確に予測できる。
だからこそ、
建築主であるお施主さんの
建設事業(つまり家づくり)と
暮らし(ご商売も含め)が実現するのだと。
これが基本じゃないかなと、
日々思っています。
話が少しそれてしまいました。
スミマセン
話戻りましてっ
家具のメーカーさん、
数社にお見積もりを出して頂きまして、
何案か家具プランをご提案しました。
(お見積もりにご協力して下さった各メーカーさん
有難うございました。)
結果、
落ち着くところに落ち着いたといいますか、
北海道民芸家具 のカバ材のテーブルに決まり、
椅子は業務用の家具メーカーのものに。
来年には納品されるそうですので、
またその頃に伺おうと思っています♪