客殿前のサルスベリの花が咲き始めました。
枝の先端にいくつもの蕾をつけ、一かたまりの花を咲かせるサルスベリ。
全てが咲くと圧巻です。
猿が登ろうとしてもすべり落ちそうなくらい幹がツルツルしていることから「サルスベリ(猿滑)」と名付けられたそうです。
漢字で「百日紅」と書くのは、赤い花が長く咲くことに由来しているとのこと。
私がこの木がサルスベリだと認識したのは、『泣いた赤鬼』という絵本を読んでからでした。
しかも読んだのは子供のころではなく、数年前、本屋で見かけた絵に惹かれたことがキッカケです。
不朽の名作と言われている作品らしいのですが、全く知らず…。
購入したのは、漫画家・浦沢直樹氏が挿絵を描き再販されたもので、文中にある「さるすべりの花」の言葉と共に、きれいなサルスベリの挿絵が描かれていました。
サルスベリを教えてくれたのは絵本ですが、花が咲くのが夏であることを教えてくれたのは客殿の前のサルスベリした。
そしてその木が、青鬼が赤鬼の幸せのために犠牲になろうと決意した日が夏であることを教えてくれました。
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