最終回文庫◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

※2011年9月以前の旧サイトで掲載した記事では、画像が表示されないものがあります。ご容赦ください。

私のコレクション 最終回文庫の書票

2014年04月30日 | 書票 蔵書票
見出しは大野隆司作の最終回文庫の書票(蔵書票)






手元の書物誌のうち、どれかを取り上げて紹介しようと思いながら、それがどういう歴史的背景のある雑誌なのかもわからずに書くのは、ちょっと無謀だということに気づきました。
書物誌の歴史を紐解くにはあまりにも奥が深く、断片的な知識しかないので、一誌ずつ、わずかな側面を紹介することでお茶を濁そうと……。
そう思って、オリジナルの版画作品が貼付されている「書物展望」から始めようとして眺めていました。
そうしたら、「最終回文庫」の会報にオリジナル作品を貼りたいと、いろいろ計画していた時期があったことを思い出しました。


こんなイメージだったんです。
「書物展望」第15巻第2号(復刊2号 昭和23年)表紙には木版の書票が貼り込んであります。



何人かの作家に書票作成を依頼したことは覚えていましたが、書票をまとめてある箱を開いてみると……4点出てきました。 
その4点を紹介します。


水谷 昇雅さんの作品は、前に最終回文庫で出した書票集として紹介したことがあります。
(お名前の表記は、当時「水谷 昇昌」でした)



関根 寿雄さんの作品。



見出しに載せた作品の作者は大野 隆司さん。



原 美明さんの作品。(私の名前も入っているため、部分修正してあります)



しかし、書票を貼り込んだ会報を実際に発行することはありませんでした。










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